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wnt.ランキングイベントにJPBA3選手が参戦

2024.07.07

Rasson Lushan Open@中国・江西省九江市

6月23日(日)に、ミッキー・クラウスの優勝で幕を閉じたランキングイベント『Mezz Bucharest Open』を終えたwnt.(ワールドナインボールツアー)。7月にはランキングイベントをアメリカで2試合、中国で1試合を予定しており、その内、7月26日〜28日(金〜日)に中国・江西省九江市で開催される『Rasson Lushan Open』(ルーシャンオープン)に『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)から飯間智也(FR:758)、杉原匡(FR:727)、ジュリアン・セラディラ(FR:772)の3名が参戦する。
(FRはファーゴレート

左から飯間智也、杉原匡、ジュリアン・セラディラ

この大会は中国初のwnt.ランキングイベントで、96名によるダブルイリミネーションのステージ1から32名がステージ2に進出し、以降シングルイリミネーションのトーナメントで優勝賞金15,000ドルを争うフォーマットとなっている。

先ごろ発表された出場者リストによれば、wnt.のトップランカーとして、4位・柯秉中(台湾/FR:837)、8位・ヴィクター・ジーリンスキー(ポーランド/FR:823)、9位・アロイシウス・ヤップ(シンガポール/FR:829)、13位・ヨハン・チュア(フィリピン/FR:817)、14位・柯秉逸(台湾/FR:837)、15位・モリッツ・ノイハウゼン(ドイツ/FR:796)、20位・党金虎(中国/FR:808)が出場。

今回はそれでだけなく、今や数少ないwnt.プロではないワールドトップスターの1人であるデニス・オルコロ(フィリピン/FR:826)が参戦。さらにフィリピン、台湾、ベトナム勢を合わせると50名以上のエントリーがあり、アメリカ、ヨーロッパ勢は少ないものの、今大会は非常にハイレベルな戦いとなることが予想される。

また、アジアのwnt.プロにとっては、10月17日〜20日の日程でフィリピン・マニラでの開催が決定しているアジアvsヨーロッパの対抗戦『REYES CUP』(レイズカップ)の出場権を得るためにも重要な試合となる。

現時点ですでにヤップがアジア1番目のプレイヤーとして出場を決めているが、残る4枠を巡ってランキングを争っている、チュア、ロビー・カピト(香港/FR:796)、ジェフリー・イグナシオ(フィリピン/FR:809)、さらにそれを追う柯秉中、柯秉逸らがポイントの上積みを狙っている状況だ。

いずれにしても、今回チャレンジするJPBA勢にとっては厳しい戦いとなることが予想されるが、プレーレベルはアジア最高峰と言っても良い大会での3名の戦いに注目したい。

大会情報:『Rasson Lushan Open

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