土方隼斗、大井直幸、杉原匡が決勝トーナメントへ
Maldives Open 2024@モルディブ・マレ
6月25日(火)にスタートした、『世界プール協会』(WPA)、『アジアビリヤードスポーツ連合』(ACBS)公認、『モルディブプールビリヤード協会』(MPBA)主催による『Maldives Open 2024』(モルディブオープン)は、大会2日目までに予選ラウンドを終え、48名が決勝トーナメントに進出を決めた。
ポーランドのダニエル・マシオルとの激戦を制して勝ち上がった杉原匡
80名が出場し、テンボール、8ラック先取、ダブルイリミネーションで行われた予選ラウンド、今回『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)からは、土方隼斗(FR:797)、大井直幸(FR:817)、杉原匡(FR:727)、ジュリアン・セラディラ(FR:772)の4名が出場しているが、すでにセラディラは敗退。
(FRはファーゴレート)
しかし、大会初日に早々に決勝トーナメント進出を決めた大井に続き、26日に土方、杉原がそれぞれ初戦に勝利して敗者側に回ることなく勝ち上がりを決めた。
まず杉原は18時からポーランドのダニエル・マシオル(FR:808)と対戦。序盤からリードを奪い7-3と早々にリーチをかけたが、ここから上がりのチャンスを逃すと、マシオルの猛反撃に遭ってゲームは7-7のヒルヒルに。しかし最終ラックは⑥でのセーフティ戦から際どいショットを見事に沈め8-7で強敵を退け、ノックアウトステージに駒を進めた。
YouTubeチャンネル『Maldives Pool-Billiard Association』より
土方は22時からベトナムのグエン・アン・トゥアン(ベトナム/FR:618※)に勝ったダリル・チア(マレーシア/FR:660※)と対戦。この試合は2-2までポイントを取り合った後、チアのミスを捉えてラックを奪った土方が一気に6-2までリードを広げる。ここからチアも2点を返すが、4-6でブレイクターンとなった第11ラックのブレイクがノーイン。これをクリアした土方が最終となった第12ラックをマスワリで締めて8-4と危なげなく勝利を収めた。
(※は信頼性不足)
YouTubeチャンネル『Maldives Pool-Billiard Association』より
日本時間19時から始まる決勝トーナメントは、64名枠48名となったため、16名が1回戦シードとしてベスト32戦からの登場となり、まずは32名によるベスト64戦が行われる。今後の日本勢は、まず土方と杉原が28日0時から、それぞれインドネシアのアルバート・ジャヌアルタ(FR:767)、アレクサ・ペツェリ(セルビア/FR:796)との試合に臨む。
この試合に勝利すれば、土方はアレクサンダー・カザキス(ギリシャ/FR:817)、杉原はミエシュコ・フォルトゥンスキー(ポーランド/FR:801)を相手に、28日21時30分からベスト16進出をかけて戦うこととなる。なお、シードプレイヤーとなっている大井は、28日18時30分からのベスト32戦で台湾の許睿安(台湾/FR:781)vsペトル・アーバン(チェコ/FR:742)と対戦する。
大会ライブ配信:『Maldives Pool-Billiard Association』
大会ライブスコア『challonge.com』
大会情報:『Maldives Pool-Billiard Association』