Knight Shot Dubai Open@UAE・ドバイ

『WORLD POOL CHAMPIONSHIP』（ナインボール世界選手権）の興奮が冷めやらぬ6月12日（水）、アラブ首長国連邦・ドバイの『Jayson Shaw’s Billiard Lounge』を会場に、wnt.（ワールドナインボールツアー）のランキングイベント『Knight Shot Dubai Open』がスタートした。

ナインボール世界王者・フェダー・ゴーストも参戦中

この大会には、8日までサウジアラビア・ジッダで開催されていたナインボール世界選手権で、自身2度目の王座を獲得したフェダー・ゴーストを筆頭にしたワールドトップスターと、中東諸国のプレイヤーの計64名が出場。日本時間13日の時点で9ラック先取、ダブルイリミネーションの予選ラウンドの1回戦32試合と敗者側1回戦が終了し、この後は、勝者側、敗者側それぞれのラウンドが進み、ベスト16からがシングルイリミネーションの決勝トーナメントとなる。

128名のフルデータは画像をクリック

なお、ナインボール世界選手権後に更新された最新のwnt.ランキングトップ10の中では、3位のフランシスコ・サンチェスルイスと4位の柯秉中が出場しておらず、wnt.プロでもある大井直幸と吉岡正登も、この大会には参戦していない。

wnt.は2024年に入り、128名のトップスターと契約を交わし、下表のように世界各国でランキングイベントを開催しながら着々とツアーの基盤を確固たるものにしてきた。そして、ついに世界選手権史上最高の優勝賞金25万ドル（約3900万円）のビッグイベントを成功させ、wnt.は名実ともに世界最高峰のプロプールツアーとなった。

この大会後も以下のように、世界中でランキングイベントがスケジュールされているwnt.は、未だ決着を見ない『世界プール協会』（WPA）との軋轢をものともせず、世界中のプールプレイヤーとファンに浸透し、その人気を高め続けている。

写真提供／Matchroom Pool