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梅田竜二、西本優子、平口結貴が世界大会へ

2024.06.12

WCBS CHAMPIONSHIP 2024@ポーランド・キェルツェ

世界ビリヤードスポーツ連合』(WCBS)は、ビリヤードの主要3種目(プール、キャロム、スヌーカー)を統括する『世界プール協会』(WPA)、『世界ビリヤード連合』(UMB)、『国際ビリヤードスヌーカー連盟』(IBSF)が加盟する、世界のビリヤードスポーツを統括する組織。

現在ビリヤードはオリンピックで正式競技とはなっていないが、1992年に発足したWCBSの活動によって、1998年に『国際オリンピック委員会』(IOC)の承認競技となっており、以降もWCBSは引き続きオリンピックへの参加を大きな目標の一つとして様々なイベント開催を含め、ビリヤードスポーツの普及・発展に努めている。

今回、7月25日~28日(木~日)にポーランドのキェルツェで開催される『WCBS CHAMPIONSHIP 2024』は、このような活動の一環として、プール、キャロム、スヌーカーが揃って競技するイベントで、昨年7月にトルコ・アンカラを舞台に初めて行われた大会だ。

昨年大会では西本優子(前列右端)が『アジアB』チームの一員として優勝を果たした

4日間の大会は、スリークッション、テンボール、ヘイボール、スヌーカーの4種目で、それぞれの種目につき男女1名ずつ、計8名でチームを結成して団体戦で競われる。チーム編成は、今年も昨年同様に『ヨーロッパA』、『ヨーロッパB』、『アジアA』、『アジアB』、『アメリカ』、『アフリカ・その他地域』の世界4地域・6チームで、6チームによるリーグ戦後、上位4チームで決勝トーナメントを行うフォーマットとなっている。

昨年は『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の西本優子が日本から唯一人、アジアBチームの一員として大会に出場し、見事優勝の栄誉を手にしている。

そして今年の大会については、2007年のスリークッション世界王者で、今年の全日本選手権で3連覇を達成した梅田竜二と、昨年に引き続き西本がアジアチームのキャロムメンバーに選抜されたことが、6月2日にJPBFオフィシャルサイト上で発表された。

梅田竜二

現在のところ、全出場選手、試合の詳細なスケジュール、フォーマットなどは発表されていないが、『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)からの情報によると、その他日本からはプール代表として、今年は海外戦を中心に戦う『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属の平口結貴の出場が決定しているとのことだ。

平口結貴

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