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大井直幸がベスト64進出

2024.06.06

WORLD POOL CHAMPIONSHIP@サウジアラビア・ジッダ

大井は敗者側最終戦でフィリピンのマイケル・フェリシアーノに快勝

現地6月3日(日本時間4日)に開幕した『WORLD POOL CHAMPIONSHIP』(ナインボール世界選手権)が大会3日目を終え、日本から出場中の『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属でwnt.プロでもある大井直幸(FR:818)が、ダブルイリミネーションの予選ラウンド、ステージ1を敗者側から突破しベスト64に進出した。

これまで1回戦(8-9)、敗者側1回戦(9-8)と、ともにヒルヒルの激戦を戦ってきた大井の相手は、今大会の前週に台湾・台北で開催された『2024 CPBA 9-Ball Teams Invitational』でチームフィリピンのメンバーとしてチーム台湾と戦ったマイケル・フェリシアーノ(FR:801)。

負ければ65位タイで終了となるこの1戦、バンキングを取って幸先良くマスワリスタートを果たした大井は、続くラックの「ゴールデンブレイク」(ブレイクエース)で2-0、さらに、シュートミスが難しい形に残るなど展開も味方につけて4-0、さらにフェリシアーノのミスをから2点を加えて一気に6-0とリードを取る。

ここから何とか1点を返し、その後3-7までスコアを挽回したフェリシアーノだったが、第11ラックで④から⑤へのポジションが大きく狂ってスクラッチ。さらにフリーボールを得た大井のセーフティを返せずファウル。結局フェリシアーノはこれが最後のショットとなり、残り球を捌いた大井がリーチをかけると、次ラックをきっちりマスワリで締めて9-3で勝利。今大会初の快勝で最初の難関を突破し、ベスト64入りを決めた。

『Matchroom Multi Sport』チャンネルより。大井vsフェリシアーノ戦は4時間6分〜

大会4日目からは、いよいよ11ラック先取、シングルイリミネーションのステージ2がスタート。大井は6日20時30分からの初戦で、セルビアのアレクサ・ペツェル(FR:794)と対戦し、ここで勝てばベスト32戦で、傅哲偉(台湾/FR:802)vsジョアン・グリロ(ポルトガル/FR:766)の勝者と戦うこととなる。

なお、前回王者のフランシスコ・サンチェスルイスを始めとしたwnt.ランキングのトップ10は、アルビン・オーシャンが敗者側最終戦でヨハン・チュア(FR:816)に敗れて脱落したが、その他9名は順当にステージ2に進出している。

アルビン・オーシャン

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写真提供/Matchroom Pool
大会無料ライブ配信:YouTube『matchroom pool
大会無料ライブ配信:YouTube『Matchroom Multi Sport
ライブスコア:wnt. Live scores(要無料アカウント登録)

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