The BetVictor UK OPEN@イギリス・テルフォード

5月7日〜12日（火〜日）の日程でイギリス・テルフォードを舞台に開催されている『The BetVictor UK OPEN』（UKオープン）。wnt.（ワールドナインボールツアー）では2番目に高いグレードの「メジャーイベント」である今大会は9日、239名によるダブルイリミネーションのステージ1を終え、シングルイリミネーションとなるステージ2（決勝トーナメント）に進出する64名が全て出揃った。

日本から出場中の『日本プロポケットビリヤード連盟』所属でwnt.プロでもある大井直幸（ランキング20位/FR：818）と吉岡正登（ランキング126位/FR：750）はともに、1回戦、2回戦に勝ち、9日には勝てばステージ2進出となる3回戦に臨んだ。

大井直幸（左）と吉岡正登

まず日本時間9日19時30分からイギリスのイムラン・マジド（FR：786）と対戦した大井は、9-3で勝利して昨年大会に続き決勝トーナメントへ。吉岡は21時からポーランドの19歳、シモン・クラル（FR：774）と対戦。2回戦の大逆転勝ちとは逆に、先にリーチをかけてから追いつかれる展開となったが9-8とクラルを振り切って無敗のままベスト64進出を果たした。

その他、wnt.ランキングトップ10プレイヤーについては、9位のデビッド・アルケイド（スペイン/FR：810）を除き、1位のフランシスコ・サンチェスルイス（スペイン/FR：841）から10位のアロイシウス・ヤップ（シンガポール/FR：830）までが順当に勝ち上がっている。

この後10日には、10ラック先取となるベスト64戦と32戦が行われるが、大井は19時30分よりポーランドのミエシコ・フォルトゥンスキー（FR：799）と対戦し、これに勝てば23時スタート予定のベスト32戦でニクラス・ドール（ドイツ/FR：737） vs ジェームズ・アラナス（フィリピン/FR：812）の勝者と戦うこととなる。

また吉岡は、21時からシンガポールのトウ・リャンハン（FR：760）とのベスト64戦に臨み、勝利すれば11日0時30分から、昨年大会優勝のエクレント・カチ（アルバニア/FR：832）とマリオ・ヒー（オランダ/FR：810）の勝者とベスト16入りをかけて対戦する。

大会ライブ配信：YouTube『matchroom pool』
大会ライブ配信：YouTube『Matchroom Multi Sport』
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