GW恒例のローテーショントーナメント開催
第39回ORC OPEN@大阪・マグスミノエ他
優勝・林秀忠
4月28日(日)、大阪府大阪市の『マグスミノエ』を決勝会場に(予選はタツミビリヤード、フタバボウル泉大津店併用)、『大阪ローテーションクラブ』(ORC)主催・主管、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』、JAPA関西の協力の下、GW恒例の『第39回ORC OPEN』が開催された。
この大会はローテーションを種目に行われるプロも参加可能なオープン戦で、今回はJPBAプロ12名、アマ76名(内、女子7名)が出場し、プロ/Aクラスが予選180点・決勝240点、女子/Bクラスが予選140点・決勝180点のハンデ戦で争われた。
大会は、16名枠×8組に別れたダブルイリミネーションの1次予選で勝者側・敗者側からそれぞれ2名ずつの計32名が勝ち上がり、シングルイリミネーションとなる2次予選で勝利した16名が決勝トーナメントに進むフォーマットで進行。
竹中寛、飯間智也、木村裕次郎、佐藤正行のJPBAプロ4名とAクラスプレイヤー12名による、ハイレベルな決勝トーナメントを勝ち上がり見事優勝を果たしたのは、『滋賀ビリヤードクラブ』(SBC)所属の林秀忠(結果はこちら)。
2022年には同じくローテーションで争われる個人タイトル戦『名人戦』で名人位決定戦に進出した経験を持つ林は、ベスト16戦で小西宗憲(Z九条)を下すと準々決勝ではJPBA対決を制してベスト8に進んだ佐藤を240-37で撃破。
準決勝で小山久博(Y’s)に勝利して臨んだ決勝では、林と同じく準々決勝でJPBAプロの竹中を破って勝ち上がってきた宮本一(Front Line)と対戦。林は序盤の第1ラックでリードを許すも第2ラックで逆転し162-78とリードを広げる。第3ラックは213-82からのスクラッチで宮本にターンを渡したが、宮本が⑭でコーナーへのシュートをミス。残り2球を難なく取り切った林が自身初のORCオープンタイトルを獲得した。
写真提供/JAPA