フェダー・ゴーストが初優勝
WORLD POOL MASTERS@ドイツ・ヒルデスハイム
フェダー・ゴーストが激闘を制し大会初制覇
現地4月25日(木)にドイツ・ヒルデスハイムを舞台に開催されていたワールドトップスター16名による招待制イベントである『WORLD POOL MASTERS』が28日に最終日を迎え、決勝でジョシュア・フィラーを下したフェダー・ゴーストが優勝を果たした。
大会最終日、まずは前回大会覇者の柯秉逸vsフィラー、ジェイソン・ショウvsゴーストの準決勝2試合が11ラック先取で行われ、フィラー、ゴーストがそれぞれ11-7、11-8で勝利して決勝へ。
現在のファーゴレート世界1位と2位という、ワールドトップ2の戦いとなった13ラック先取の決勝は、序盤フィラーのリードから第8ラックに4-4と追いついたゴーストが第9ラックのマスワリで逆転したが、次ラックでフィラーもすかさず追いつき、中盤は競り合う展開が続く。
ジョシュア・フィラー
ゲームが動いたのは第18ラックで、終盤に入りゴーストが10-8と2点のリードを奪うが、ここからフィラーがゴーストの1ミスを捉えて一気に4連取で12-10として2022年以来となる大会2勝目に王手をかける。しかし、第23ラックのフィラーのブレイクがノーインとなったところからゴーストが11-12とすると、第24ラックの息詰まる攻防も制して12-12のヒルヒルに持ち込む。
迎えた最終ラック、ゴーストのブレイクは④が入り、取り出しの①も狙えるオープンな配置となり、プレッシャーがマックスに達する中、しっかりとマスワリで締めくくったゴーストがマッチルーム主催のメジャーイベントで初のタイトルを獲得し、優勝賞金40,000を手にした。
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YouTube『matchroom pool』