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JPBAから4名の女子プロが参戦

2024.04.18

2024 ACBS Asian 9-Ball Ladies Championship@サウジアラビア・リヤド

4月21日~25日(日~木)の5日間の日程で、サウジアラビア・リヤドを舞台に『2024 ACBS Asian 9-Ball Ladies』(女子アジアナインボール選手権)が開催される。『世界プール協会』(WPA)傘下の大陸連盟として現在アジアのプールを統括する『アジアキュースポーツビリヤード連合』(ACBS)主催のこの大会に、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)から河原千尋、平口結貴、小西さみあ、栗林美幸の4名が出場する。

現在のところ他国の出場選手、組み合わせ等は明らかになっていないが、アジア各国に割り当てられた枠により32名が出場する大会は、7ラック先取、交互ブレイク、ダブルイリミネーションの予選ラウンドで16名が勝ち上がり、シングルイリミネーションとなる決勝トーナメントは9ラック先取で行われる。

昨年の女子MVPで、14日に行われた『関東レディースオープン』で今シーズン2勝目を挙げた河原、昨年全日本選手権大会を初制覇し、今年は海外戦をメインに戦う平口、順調にステップアップしながらJPBA女子トップ戦線に食い込んできた小西、開幕戦の『関西レディースオープン』に勝ち、変わらぬ強さを見せている栗林。アジア制覇を目指し中東へ赴く2023年のランキングトップ4の戦いに期待したい。

なお、今大会と併せて『2024 ACBS Asian 9-Ball Girls U17 Championship』も開催されるが、日本からの選手派遣は見送られている。この決定については、3月5日(火)の段階で『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)のオフィシャルサイトに『ACBSアジア選手権<U17・Girls>について』と題されたリリースがアップされている。

この発表によると、まず2月19日(月)にACBSより、「2024アジア選手権の新たなカテゴリーとしてU17対象女子部門が4月21日~25日(日〜木)の日程でサウジアラビアにて先行開催される」ことと、その大会へのエントリー受付期限が3月20日(水)である旨の連絡があり、それを受け以下の理由から派遣見送りが決定となったとのことだ。

① エントリー受付期限が3月20日で、国内選考大会である『全日本ジュニアナインボール選手権大会』(及び、併設大会ガールズの部)が実施される4月14日(日)の前であること。
② 想定外のカテゴリー新設であり、昨年度の派遣優先順位を判断材料とすることには無理があること。
③ 特にジュニア選手について、渡航情報に基づく安全面を確保できる派遣体制を整えて臨む余裕が既に無いこと。

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