男女トップ3とシニア1位が表彰を受ける
日本プロポケットビリヤード連盟 2023年年間ランキング
大井直幸と河原千尋の優勝で幕を閉じた『関東オープン』『関東レディースオープン』開催前日の12日(金)、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)の本部総会が行われ、その場において2023年シーズン年間ランキングの表彰が行われた。
2023年のJPBAは、1月~12月までのシーズン中にランキングポイント対象となるトーナメントを男子20、女子12の計32試合開催。年間ランキングは、その全てが終了した12月の段階で決定するが、今回は男女1位(MVP)から3位まで、そして50歳以上が資格となるシニア1位が表彰の対象となった。
男子MVPは、2023年シーズンに3勝を挙げ、最もポイントが高いグレード『SG1』の『全日本選手権大会』で準優勝の成績を残した土方隼斗。以下2位は年間3勝、準優勝3回と1年を通して高いアベレージで戦い続けた羅立文、3位はシーズン序盤の海外遠征から帰国以降に調子を上げ年間2勝を挙げた北谷好宏となった。
左から3位・北谷好宏、2位・羅立文、1位・土方隼斗、齊藤健悟JPBA理事長
女子MVPは、5月に初勝利を上げるとその後に2勝し、全日本選手権大会では平口結貴に敗れたものの準優勝でポイントを上積みした河原千尋。2位は年間2勝ながら、自身初となる全日本選手権大会を制覇した平口結貴、3位は年間2勝を挙げ、自身初となるトップ3入りを果たした小西さみあであった。
左から3位・小西さみあ、2位・平口結貴、1位・河原千尋
シニアランキング1位には、全日本オープンローテーション選手権で初優勝を果たし、JPBA男子ランキングでも4位となっていた竹中寛が輝いた。なおシニアランキングの2位は内垣建一、3位は鈴木清司であった。また、この日はランキング表彰と併せて、赤狩山幸男が昨年の『関東オープン』で達成したテンボールでの8連続マスワリに対して、日本新記録を称えるクリスタルトロフィーが授与された。
シニア1位・竹中寛(左)
赤狩山幸男