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日本から4種目に総勢21名が参戦

2024.03.27

第12回アジアキャロム選手権@韓国・江原道

3月28日〜31日(木〜日)の4日間に渡って、韓国・江原道を舞台に『第12回アジアキャロム選手権』が開催される。

『世界ビリヤード連合』(UMB)傘下の大陸連盟である『アジアキャロムビリヤード連盟』(ACBS)主催、『韓国ビリヤード連盟』(KBF)主管で行われる今大会は、男子ワンクッション、U22スリークッション、女子スリークッション、男子スリークッションの4種目で争われ、今年は日本から総勢21名が出場する。

●男子ワンクッション
ディフェンディングチャンピオンの森陽一郎(JPBF)を含め日本からはプロ4名、アマ2名の計6名が出場。フォーマットは100点ゲーム(25イニング制限)で、韓国5名、ベトナム5名の計16名によるシングルイリミネーションが28日にスタートし、翌29日(金)に決勝戦が行われる。

昨年大会で金メダルを獲得した森陽一郎

●U22スリークッション
日本からはプールの世界でジュニア時代から活躍してきた宮本琉成アマが出場し28日にスタート。韓国からはディフェンディングチャンピオンのキム・ドヒョンを含む12名、ベトナムからは3名が出場する。4名×4組に分かれた25点ゲームの予選リーグを行い各組上位2名が勝ち上がり、その後は35点ゲームのシングルイリミネーションで戦われ、こちらも29日(金)に決勝戦が行われる。

●女子スリークッション
西本優子(JPBF)、深尾典子アマ、井上牧子アマ、石井舞アマの4名は昨年に続く連続出場で、日本からは井上和子アマを加えた計5名が出場し、他韓国7名、ベトナム4名を加えた計16名で争われる。28日にスタートし29日に決勝戦が行われるこの種目は、U22と同じく4名×4組に分かれた25点ゲームの予選リーグの後、8名による30点ゲームの決勝トーナメントが行われる。

●男子スリークッション
大会3日目の30日にスタートするこの種目には、『World Championship National Teams 3-Cushion』(スリークッション世界選手権 国別対抗戦)で銅メダルを獲得したばかりの梅田竜二、宮下崇生の他、昨年大会で9位タイの新井達雄ら9名のJPBFプロが参戦。韓国からはディフェンディングチャンピオンのチョ・ミョンウを筆頭に12名、ベトナムからはスリークッション世界選手権 国別対抗戦で金メダルを獲得したバオ・フォン・ビン、トラン・クイェット・チェンを含む10名、さらに今回は中国から1名が出場する。

大会のメインイベントとも言える男子スリークッションは、4名×8組に分かれた40点ゲームの予選リーグの後、各組上位2名の16名による50点ゲームのシングルイリミネーションでチャンピオンを決めるフォーマットとなっている。

チョ・ミョンウ

今や世界トップクラスのプレイヤーを複数擁するようになったベトナムとキャロム人気が衰えることのない韓国。ライバルとなる2国は強力だが、それぞれの目標を持って4種目に臨む日本勢の健闘と、昨年を上回る結果が出ることを期待したい。

韓国ビリヤード連盟

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