関東地区でB級戦開催、計27名がA級戦に進出
第32期球聖戦 & 第15期女流球聖戦@東京・池袋 ビリヤード・ロサ
3月3日(日)、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)が主催するナインボールを種目とした個人タイトル戦『第32期球聖戦』(男子)及び『第15期女流球聖戦』(女子)の『関東地区B級戦』が開催された。会場となったのは男女ともに東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』。
まず『第32期球聖戦・関東地区B級戦』にはC級戦からの進級者とB級シード選手を合わせた64名が出場。交互ブレイク、勝者側6ラック先取、敗者側5ラック先取、16名×4組に分かれたダブルイリミネーションで、勝者側から8名、敗者側から8名が勝ち残るフォーマットで戦われた。
D級戦、C級戦と段階を経て、さらにレベルが上がってきたこの試合には、関東地区のトップアマも数多く出場。その中で厳しい戦いをくぐり抜けた16名が『東日本地区A級戦』進出を決めた(結果はこちら)。
ここで関東地区予選は終了し、次戦はいよいよ、関東地区代表16名、北海道3名、東北9名に、A級シード選手4名を加えた計32名によるA級戦となる。東日本代表選手1名は、3月17日(日)にビリヤード・ロサで行われるこの試合で決定し、4月20日(日)の『第32期球聖戦 挑戦者決定戦』に臨むこととなる。
●A級シード選手
持永隼史、村松勇志、風見仁、喜島安広
昨年の東日本代表は持永隼史
『第15期女流球聖戦・関東地区B級戦』には、C級戦からの進級者と『関東ポケットビリヤード連盟』シード、B級シード選手を合わせた32名が出場。交互ブレイク、勝者側、敗者側ともに5ラック先取、16名×2組に分かれたダブルイリミネーションで、勝者側から4名、敗者側から7名が勝ち残るフォーマットで戦われた。
男子同様に全国タイトルホルダーを含めて関東地区のトップ女子が集ったこの試合からは計11名が東日本地区A級戦に勝ち進んだ(結果はこちら)。
女子の東日本地区A級戦は、男子と同日程、同会場で開催され、関東地区代表11名、北海道2名、東北2名に、昨年の東日本代表選手で『第14期女流球聖戦 球聖位決定戦』に出場したA級シードの井上直美を加えた16名によって代表選手1名の座が争われる。
昨年の東日本代表は井上直美
なお、すでに関西地区B級戦を終えている西日本については、『第32期球聖戦 西日本地区A級戦』が3月10日(日)、『第15期女流球聖戦 西日本地区A級戦』が3月24日(日)に、ともに大阪府大阪市の『マグスミノエ』で開催され、この2試合を終えた段階で、今年の東西代表選手が出揃うことになる。
●第32期球聖戦 A級シード選手
島田隆嗣、吉岡保俊、竹田浩也、山田慎治、金澤蒼生、高橋正章、赤司哲雄、佐藤定成
昨年の西日本代表は島田隆嗣
●第15期女流球聖戦 A級シード選手
吉見佳世
昨年の西日本代表は吉見佳世