2024 USA POOL LEAGUE NATIONAL CHAMPIONSHIPS@ラスベガス

2月21日〜3月2日までの11日間の日程で、『世界プール協会』（WPA）公認のランキングトーナメント3試合と2つの招待イベントが行われているアメリカ・ラスベガス。

会場となっている『Rio All-Suite Hotel & Casino』では現在、プロイベントだけでなく、アメリカを中心にアマチュアリーグを展開している『USA Pool League』（USAPL）が、年に一度開催しているビッグイベント『2024 USA POOL LEAGUE NATIONAL CHAMPIONSHIPS』（ナショナルチャンピオンシップ）も併催されている。

ナショナルチャンピオンシップを主催・運営しているのは、5つのプロイベントの運営も担当している『CueSports International』（CSI）。USAPLに2015年から『Fargo Rate（ファーゴレート）』を導入してリーグを拡大させてきた他、今回のようなプロイベントも積極的に行ってきたことでも知られるプロモート会社だ。

そしてこのイベントに、昨年6月にスタートしたUSAPL初の日本ディヴィジョン『JAPAN CSI POOL LEAGUE』（JCL）から初の日本代表チームが参加している。出場しているのは、昨年12月に行われたJCLのチャンピオン決定戦『2023 JCL Final』で優勝し、見事出場権を勝ち取った『Imperial WO（池袋Div）』の皆さんだ。

チームジャパンの皆さん

チームは、JCL代表の関浩一氏とサポートメンバーとともに日本時間24日（土）に海を渡り、優勝賞金11,000ドル、142チームが出場している『8-BALL TEAM CHAMPIONSHIP』に参戦。日本時間27日の時点で予選5試合を戦い3勝2敗で56チームによるシングルイリミネーションの決勝トーナメントに進出。その初戦のベスト64戦は16時からで、この模様は、YouTubeライブで現地から配信されるとのことだ（ライブはこちらから）。

今回のナショナルチャンピオンシップは、上のように11日間でナインボール、エイトボール、テンボール、チーム戦、個人戦、さらに期間中常に行われているミニトーナメントまでイベントが盛り沢山。さらにプロイベントも無料観戦できるとあって、自身もナインボール個人戦に出場中の関氏によれば、チームジャパンの皆さんもラスベガス入り以来、ビリヤード漬けの最高な毎日を楽しんでいるとのことだ。

写真／森覺摩