河原千尋がベスト4進出
LAS VEGAS MEN’S OPEN & LAS VEGAS MEN’S OPEN
現地21日に開幕した『世界プール協会』(WPA)公認のランキングイベント『LAS VEGAS MEN’S OPEN』(ラスベガスオープン男子)と『LAS VEGAS WOMEN’S OPEN』(ラスベガスオープン女子)は、ともに決勝トーナメントに入り、日本時間24日(土)の時点で準々決勝までが行われた。
まずラスベガスオープン男子にJPBAから出場している大井直幸(FR:817)と土方隼斗(FR:800)はそれぞれ、24日(土)午前3時からの敗者最終戦でタラル・アルブルーシ(UAE/FR:728)、アレックス・パグラヤン(カナダ/FR:812)と対戦。大井はアルブルーシに2-0で快勝して決勝トーナメントに進出。しかし土方は1-1からのシュートアウトで敗れ33位タイで大会終了となった(シュートアウトのルールは以下)。
(FRはファーゴレート。)
続いて7時から行われたベスト32戦、大井はギリシャのアレキサンダー・カザキス(FR:815)と対戦したが0-2で敗れ今大会を17位タイで終えた。大井、土方はこの後、現地27日(火)からスタートする『Predator WPA World 10-Ball Men’s Championship』(男子テンボール世界選手権』に出場し上位進出を目指す。
ラスベガスオープン女子は、5時からの敗者最終戦からスタートし、河原千尋(FR:749)がクリスティーナ・ズラテバ(ブルガリア/FR:688)と、村松さくら(FR:673)がピア・フィラー(ドイツ/FR:695)と対戦。河原は2-0でズラテバを下し決勝トーナメント進出を決めたが、村松は0-2で敗れ、17位タイフィニッシュとなった。
すでに決勝トーナメント進出を決めていた平口結貴(FR:715)と河原は、9時からのベスト16戦に臨み、平口はトルコのエイリュル・キバログル(FR:697)を下し、河原は台湾の魏子茜(FR:747)に勝ってともにベスト8に進むが、この日の最終回転となった準々決勝が2人と対決となる。
試合は激戦となり、1-1からの第3セットもスコアが3-3となったため、ここからシュートアウトに突入し、これを3-1で制した河原が準決勝に進出。25日(日)8時から、昨年から久々に国際トーナメント復帰を果たしている世界最強女子との呼び声も高い中国の陳思明(FR:797)と決勝進出をかけて戦うこととなった。なお、明日の男子準々決勝と女子準決勝の組み合わせは以下となっている。
●男子準々決勝
リー・バン・コルテッザ(フィリピン/FR:)vs アレキサンダー・カザキス(ギリシャ/FR:815)
アルビン・オーシャン(オーストリア/FR:823)vs 柯秉中(台湾/FR:834)
カルロ・ビアド(フィリピン/FR:830) vs タイラー・スタイヤー(アメリカ/FR:778)
フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:842) vs フェダー・ゴースト(アメリカ/FR:844)
●女子準決勝
河原千尋(JPBA/FR:749) vs 陳思明(中国/FR:797)
チェスカ・センテノ(フィリピン/FR:770) VS ソ・ソア(韓国/FR:741)