平口結貴が勝者側からベスト16進出
LAS VEGAS MEN’S OPEN & LAS VEGAS MEN’S OPEN
現地21日に開幕した『世界プール協会』(WPA)公認のランキングイベント『LAS VEGAS MEN’S OPEN』(ラスベガスオープン男子)に続き、22日に『LAS VEGAS WOMEN’S OPEN』(ラスベガスオープン女子)もスタート。JPBAから出場している大井直幸(FR:817)、土方隼斗(FR:800)、河原千尋(FR:749)と平口結貴(FR:715)、村松さくら(FR:673)の5名がそれぞれの戦いに挑んだ。
(FRはファーゴレート。)
ラスベガスオープン男子、日本時間23日(金)4時30分からの勝者最終戦でインドネシアのエース格であるプングアン・ハシホラン・シホンビン(FR:772)と対戦した大井は、セットカウント1-1からのシュートアウトを4-5で落とし、敗者最終戦に回ることとなった。
土方は大井に続いて8時30分からの敗者2回戦に登場。アメリカのポール・ソン(FR:716)との試合は1-0から1-1となりシュートアウトに持ち込まれたが、ここを7-6で制して敗者最終戦に勝ち残り。ベスト32進出をかけた2人の戦いは24日(土)午前3時からで、大井の相手はタラル・アルブルーシ(UAE/FR:728)、土方はアレックス・パグラヤン(カナダ/FR:812)と対戦する。
ラスベガスオープン女子は、日本時間23日(金)3時からの勝者1回戦からスタートし、まずは河原と村松が登場。マイティ・ロペーロ(スペイン/FR:635)と対戦した河原は、1-1からのシュートアウトでこの試合を落とし、村松はスージー・マーレン(アメリカ/FR:なし)と対戦し2-0で勝利。
続く23日7時からの勝者2回戦からの登場となった平口はナタリー・スタントン(アメリカ/FR:603)に2-0で勝利すると、12時30分からの勝者最終戦でケリー・フィッシャー(イギリス/FR:)と対戦。0-4と先行された平口だったが、第2セットを4-3で取り、シュートアウトにも4-2で勝ち、勝者側からベスト16進出を決めた。勝者2回戦でそのフィッシャーと対戦した村松は0-2でこの試合を落とし、敗者1回戦に回ることとなった。
初戦を落として敗者1回戦からの勝ち上がりを目指す河原は11時00分からのサラ・ロチャ(ポルトガル/FR:665)との対戦を2-0で制して敗者2回戦に進出。村松もベロニク・ベナード(カナダ/FR:634)を2-0で下してともに敗者2回戦へ。13時30分からの敗者2回戦、まず河原がエミリン・カラード(アメリカ/FR:577)とのシュートアウトを3-2で制して下すと、村松もナタリー・スタントンに2-0で勝ち、揃って24日(土)5時からの敗者最終戦に進出した。
なお、大会フォーマットは、ダブルイリミネーションラウンドがテンボール、4ラック先取の2セット勝負(セットカウント1−1の場合はシュートアウト)。決勝トーナメントは、2セット先取でセットカウント1−1になった場合は4セット先取の最終セットを行うが、スコアが3−3となった時点でシュートアウトに移行する(シュートアウトのルールは以下)。