ナインボールバンクはジョシュア・フィラーが優勝
2024 Derby City Classic@アメリカ・インディアナ州エリザベス
アメリカ・インディアナ州エリザベスを舞台に現地19日(金)に開幕した、本場アメリカならではのプールトーナメント『2024 Derby City Classic』(ダービーシティクラシック)。日本から出場中の大井直幸(wnt・JPBA/FR:817)はここまで、ビッグフットテンボール9位タイ、ナインボールバンク6回戦敗退と2種目で競技を終え、日本時間24日18時の時点で、進行中のワンポケットで1度敗れたものの、フィーを払って再びトーナメントに戻ることができるバイバックを使って8回戦に進んでいる。
(FRはファーゴレート)
そして現地25日10時(日本時間26日0時)からはwnt.(ワールドナインボールツアー)のランキングイベントにもなっているナインボールの1回戦で、ジョン・ジャイルズ(アメリカ/FR:661)と対戦することとなっている。
ダービーシティクラシックは、ナインボール、ナインボールバンク、ワンポケットの3種目の総合成績でオールアラウンドチャンピオンである『Master of the Table』の座が争われるのが大きな特徴だが、大会は後半に差し掛かり、まずはナインボールバンクの決勝となった15回戦が行われ、ジョシュア・フィラー(wnt.・ドイツ/FR:846)がジャスティン・ホール(アメリカ/FR:751)を下して優勝を果たした。なお、フィラーは現地21日に決勝戦が行われた16名の招待制のビッグフットテンボールでも優勝している。
昨年はフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:845)がナインボールバンクとナインボールを制して2022年に続いて2年連続でMaster of the Tableに輝いた今大会だが、ナインボールバンクではフィラーがそのゴーストを12回戦で倒してそのまま優勝し、自身初のMaster of the Table獲得に向けて好発進を果たしている。ワンポケットでも勝ち残っている大井の動向も含め、残り3日間の戦いに注目したい。