WPAランキングイベント開幕戦がスタート
INDONESIA INTERNATIONAL OPEN 2024@インドネシア・ジャカルタ
1月16日(火)、インドネシア・ジャカルタを舞台に『INDONESIA INTERNATIONAL OPEN 2024』(インドネシアオープン)が開幕。現在は19日(金)までの4日間の日程で、本戦出場権をかけ59名がエントリーしているステージ1が進行中だ。
インドネシアオープンは、競技スポーツとしての世界のプールを統括する『世界プール協会』(WPA)とその傘下にある『アジアキュースポーツ連合』(ACBS)が公認するランキング対象のトーナメントで、同時にジュニアを対象としたU17のトーナメントも行われる。主催はともに『Persatuan Olahraga Biliar Seluruh Indonesia』(POBSI・インドネシアビリヤードスポーツ協会)。
本戦となるインドネシアオープンのステージ2は21日〜25日に開催。本戦出場枠は、ステージ2シードプレイヤーにステージ1からの勝ち上がり16名を加えた128名枠で、8名×16組のダブルイリミネーションの予選から64名がシングルイリミネーションとなる決勝トーナメントに進出するフォーマットとなっている。
POBSIによれば、今回は、12日(金)に終了したwnt.(ワールドナインボールツアー)の開幕戦『The 2nd Universal Chinese Taipei Open』にも出場したwnt.ランキング1位のフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:842)がステージ2に向けてジャカルタ入りしており、「インドネシアに来るのは初めてなので、とてもうれしい。この大会はとても素晴らしいものになるでしょうし、この国のビリヤード界がとても大きいことも知っているので、ここのファンに会うのが待ちきれません」とのコメントを残している。
日本からはステージ2に土方隼斗(JPBA/FR:800)が出場する他、ステージ1初日のトーナメント表には、ルーキープロの田代亮太(JPBA/FR:※730)とアマチュアの安形泰宏(FR:※608)の名前があり、日本期待のジュニアプレイヤーである織田賢人(FR:※661)も、インドネシアオープン、U17オープンの両方に出場するために現地入りしている。
(FRはファーゴレート。※は信頼性が不足)
ちなみに1月19日(金)からはアメリカ・エリザベスで年初恒例の『Derby City Classic』が開幕し、その中でwnt.ランキングイベントとなっているナインボール部門が24日(水)にスタート。すでにフェダー・ゴースト(アメリカ/FR:845)、シェーン・バンボーニング(アメリカ/FR:832)、ジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:848)、ジェイソン・ショウ(イギリス/FR:832)、大井直幸(JPBA/FR:817)らの出場は決まっているが、3月以降としているWPAからのペナルティ発効前のワールドトップスター達が、どちらのトーナメントを選択をしているのかも興味深いところだ。