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大井直幸、羅立文が勝者3回戦へ

2024.01.10

The 2nd Universal Chinese Taipei Open@台湾・台北

1月10日(水)、台湾・台北を舞台にwnt.(ワールドナインボールツアー)の2024年シーズン最初のランキングイベントである『The 2nd Universal Chinese Taipei Open』(台北オープン)が開幕した。今大会にはJPBAから羅立文(FR:799)、ジュリアン・セラディラ(FR:779)、そしてwnt.プロとなったばかりの大井直幸(FR:817)の3名が出場中だ。

96名がエントリーしているこのトーナメントには、その他にもwnt.ランキング1位のフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:841)、柯秉中(台湾/FR:835)、柯秉逸(台湾/FR:831)、アロイシウス・ヤップ(シンガポール/FR:831)、ドン・クォック・ホアン(ベトナム/FR:802)、グエン・アン・タン(ベトナム/FR:※619)といったwnt.プロも出場している(FRはファーゴレート。「※」付きは信頼性を表すロバストネスが200以下)。

ナインボール、9ラック先取のダブルイリミネーションによる予選ラウンドはすでにスタートしており、まず1回戦に羅とセラディラが登場。羅は台湾の謝尚諭(FR:784)に9-2で勝利して勝者2回戦に進むと、柯秉漢(台湾/FR:742)とのゲームでは8-6から追いつかれる展開となったものの9-8で逃げ切り、11日(木)の11時から、柯秉漢の兄でもある柯秉逸と、勝てばベスト32進出の3回戦を戦うこととなった(トーナメント表はこちら)。

セラディラは1回戦で台湾の劉建弘(FR:※692)と対戦し、この試合に5-9で敗れて敗者側へ回り、17時30分から敗者1回戦を戦うこととなっていたが、18時の時点で試合は開始されていない。この試合を含めセラディラがベスト32に進出するには3連勝が必要となる。

また、シードプレイヤーとして1回戦がなかった大井直幸は勝者2回戦が初戦となり、ベトナムのゴ・クアン・チュン(FR:702)と対戦。この試合に9-3で勝利した大井は、羅と同じく11日11時からJPBAプロの経験も持つ、台湾の古田和男(FR:※721)と3回戦を戦う。

なお、今大会には日本でもおなじみの周婕妤(FR:775)、陳佳樺(FR:744)といった台湾女子トップ勢も出場しており、陳は1回戦に勝ち勝者2回戦でフランシスコ・サンチェスルイスと対戦(結果は2-9で敗戦)。周は1回戦に勝利した後、2回戦でもシンガポールのトウ・リャンハン(FR:759)に勝ち、明日の3回戦に進出している。

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