JAPAはタイトル戦からスタート
第32期球聖戦 & 第15期女流球聖戦
現球聖の小宮鐘之介
全国規模のアマチュアタイトル戦から、傘下の地方支部、都道府県連盟が主催する試合まで、大小様々なトーナメントを開催している『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)。その2024年シーズンは、ナインボールが種目の男女に分かれたタイトル戦『球聖戦』と『女流球聖戦』の予選からスタートする。
球聖戦、女流球聖戦ともに、関東地区、関西地区で行われる予選から始まり、最終的に3月に東日本、西日本の2地区で開催される『A級戦』で各地区の代表選手を決定。その後4月に、東西の代表選手が1対1の『挑戦者決定戦』を戦い、ここで勝った選手が翌日に、現球聖と女流球聖と『球聖位決定戦』「女流球聖位決定戦』を行う。
現女流球聖の梶原愛
その中でまず、第32期を迎えた球聖戦が、1月21日(日)に東京・渋谷の『CUE』で開催される『D級戦』で幕を開ける。フォーマットは例年通りナインボール、交互ブレイク、勝者側が6ラック、敗者側が5ラック先取のダブルイリミネーションで、C級戦への進出者を決定する。
球聖位への長い道のりの第一歩となるD級戦は、現在エントリー受付中で、締切は1月12日(金)24時までとなっている。D級戦のエントリー資格は、CSカード有効登録者で、現在登録のないプレイヤーについては、当日までに取得することが必要となる。なお、CS登録については、『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)のオフィシャルサイトから行うことができる。
女流球聖位決定戦の会場となる『マグスミノエ』
現球聖位は小宮鐘之介、女流球聖位は梶原愛。ともに防衛を続けているハイレベルなタイトルホルダーであり、その牙城を崩すのはたやすいことではない。挑戦者候補達の熱い戦いは、4月21日(日)に千葉県松戸市の『Anything』で行われる『球聖位決定戦』、4月7日(日)に大阪府大阪市の『マグスミノエ』で開催される『女流球聖位決定戦』に向け、これからおよそ3ヵ月に渡って繰り広げられる。
球聖位決定戦の会場となる『Anything』