関西オープン&関西レディースオープン@大阪・マグスミノエ

『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）の2024年シーズンが今月からスタートする。その開幕戦は、昨年4年ぶりに開催された『関西オープン』&『関西レディースオープン』。決勝会場となるのは大阪市・住之江区の『マグスミノエ』（※男子予選は複数会場の使用を予定）。

会場となる『マグスミノエ』

まず35回目を迎える男子の関西オープンは、昨年に続きナインボール、交互ブレイクで、ダブルイリミネーションの予選が7ラック先取、シングルイリミネーションとなる予備決勝以降が9ラック先取となる。

昨年の男子ベスト入賞者。左からベストアマ・堀阪浩之、優勝・ジュリアン・セラディラ、準優勝・飯間智也、3位タイ・杉山功起

昨年大会では、プロ入り2年目のジュリアン・セラディラが決勝で2023年にジャパンオープン連覇を達成した飯間智也を下して嬉しいプロ初優勝を果たしている。ちなみにセラディラの2022年ランキングは53位で、この年の活躍により、2023年は一気に9位にまでランキングを上げている。

24回目となる女子の関西レディースオープンは、ナインボール、勝者ブレイクで、ダブルイリミネーションの予選が6ラック先取、シングルイリミネーションとなる2次予選以降が7ラック先取。

昨年の女子ベスト4。左から3位タイ・栗林美幸、優勝・小西さみあ、準優勝・平口結貴、3位タイ・河原千尋

昨年大会は、小西さみあと平口結貴の決勝戦となり、リードされた中盤から逆転勝ちを収めた小西が2019年以来となる公式戦勝利を飾った。2022年の小西はランキング8位だったが、2023年には3位に躍進している。

開幕戦としてだけでなく、シーズンを占う試合としても見どころの多い関西オープン&関西レディースだが、まずは1月8日（月）の12時からエントリーの受付が開始される。