新アマチュアリーグ初のラスベガス行きチームが決定
2023 JCL Final @東京・サンビリ荻窪店、Alvis
ラスベガスへの切符を手にしたImperial WO(池袋Div)
12月9日〜10日(土・日)の2日間に渡って、東京の『サンビリ荻窪店』と『Alvis』を会場に、アマチュアプールリーグ『JAPAN CSI POOL LEAGUE』(JCL)のチャンピオン決定戦『2023 JCL Final』が開催された。
9日の会場となった『サンビリ荻窪店』
アメリカを中心に展開している『USA Pool League』(USAPL)の日本最初の地域リーグとして今年6月にスタートを切ったJCL。その最も大きな特徴は、現在世界中のプレイヤーの対戦成績を基に算出されるプレイヤーレベルの指標として注目を集めている『Fargo Rate(ファーゴレート)』を使用し、ポイント制のエイトボールを種目にリーグ戦を行うこと(※USAPL関連記事はこちら、ファーゴレート関連記事はこちらから)。
決勝トーナメントベスト8からは『Alvis』が会場となった
JCLは6月のシーズン1(HIMAWARI)を8ディヴィジョン、41チームで行い、8月末からは、東京、大阪、埼玉、静岡、愛知、島根の11ディヴィジョン、57チームに拡大して、11月末までのシーズン2(MOMIJI)を開催。そして2023 JCL Finalでは、それぞれシーズンを経て各ディヴィジョンから出場権を得た25チームによって、年間チャンピオンと、2024年2月にアメリカ・ラスベガスで開催される『USA POOL LEAGUE NATIONAL CHAMPIONSHIPS』への出場権が争われた。
準優勝・ Kiki Black’s(大阪Div)
3位タイ・MIX NUTS(池袋Div)
3位タイ・lupin K(江戸川Div)
ダブルイリミネーションの予選ラウンド、ベスト16からのシングルイリミネーションによる決勝トーナメントで戦われたチャンピオンシップは、チーム内の4人がファーゴレートをもとにしたハンデ設定でそれぞれ個人戦を行い、チームの獲得ポイントで争う通常のリーグ戦同様のフォーマットで行われた。その結果、決勝戦で、大阪DivのKiki Black’sを下した池袋DivのImperial WOが、見事にJCL初のラスベガス大会への切符を手にした(※JCL関連記事はこちら)。
JCLによると、2024年シーズンは1月〜4月、5月〜8月、8月〜12月の3シーズンのリーグ戦を予定しており、最初のシーズン(SAKURA)は1月13日(土)にスタート。現在も各Divの新チーム、新メンバーを募集しているとのことだ。