台湾初開催のwnt.を制したのは柯秉中
2023 Universal Chinese Taipei Open@台湾・台北
Matchroom Poolが主催し、現在ワールドトッププレイヤーの多くが参戦しているwnt.(ワールドナインボールツアー)のランキングイベント『2023 Universal Chinese Taipei Open』(台北オープン)が20日(月)に最終日を迎え、決勝戦でフィリピンのジェフリー・イグナシオ(FR:803)を下した台湾の柯秉中(FR:833)が優勝を果たした。
※FRはファーゴレート
柯は準々決勝でフィリピンのマービン・アシス(FR:なし)、準決勝で実弟の柯秉漢を下して勝ち上がってきたフィリピンのマイケル・フェリシアーノ(FR:802)を倒して決勝へ。さらに決勝戦でもシンガポールのアロイシウス・ヤップ(FR:830)、フィリピンのジェームズ・アラナス(FR:813)を破ったイグナシオを11-2と圧倒。地元で初開催された初のwnt.に華を添えた。
20日は『寬仁親王牌 第56回全日本選手権国際オープン』のステージ1(予選)開幕日だったが、ステージ2(本戦)は22日(水)にスタート。この大会で好成績を挙げたアロイシウス・ヤップ、ジェームズ・アラナス、ジェフリー・イグナシオなどのアジアトップ勢はこの後来日し、全日本選手権に出場する。
日本から唯一参戦した栗林達
なお、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)からただ1人の日本人プレイヤーとして出場していた栗林達(FR:777)は、初戦を落として敗者側に回った後に1勝を挙げるも、続く敗者2回戦で台湾の柯秉逸(FR:827)に敗れ、33位タイでフィニッシュした。