学生選手権クラスは織田賢人、ジュニアクラスは齊藤進之助が優勝
第10回日本学生ナインボール選手権大会@尼崎『あましんアルカイックホール・オクト』
『寬仁親王牌 第56回全日本選手権国際オープン』開幕前日の11月19日(日)、日本最高峰の戦いが20日にスタートする『あましんアルカイックホール・オクト』を会場に『第10回日本学生ナインボール選手権大会』が、『ジュニアクラス』(小中学生の部)と『学生選手権クラス』(高校・大学の部)の2つのカテゴリーで開催された。
ジュニアクラスには6名がエントリー。予選は6名×1組のリーグ戦で、上位4名が準決勝に進むフォーマットで進行。準決勝は高橋暖斗(予選1位)vs齊藤進之助(予選4位)、栗林宥(予選2位)vs 藤田万葉(予選3位)の対戦となり、齊藤、栗林がともに3-0で勝利。決勝は中学生と小学生の対決となり、年長の齊藤が3-1で優勝を果たした。
ジュニアクラス入賞者。左から3位タイ・高橋暖斗、準優勝・栗林宥、優勝・齊藤進之介、3位タイ・藤田万葉
31名がエントリー出場した学生選手権クラスは、16名枠×2組によるダブルイリミネーションの後に、16名による4ラック先取の決勝トーナメントが行われた。
20日からの全日本選手権男子ステージ1にも出場中の金澤蒼生と織田賢人、前回大会小中学生の部で3位タイとなった増田薫、2022年の全日本ジュニアナインボール選手権準優勝の新免和真、今年のアジア選手権ジュニア女子部門で3位タイに入賞した田附なな子など、ハイレベルなプレイヤーが勝ち残った中で強さを見せたのが織田。
学生選手権クラス入賞者。左から3位タイ・浜津、準優勝・新免和真、優勝・織田賢人、3位タイ・越田卯市
織田は準々決勝で金澤を4-0で下すと、準決勝では大学生プレイヤーの越田卯市も完封。決勝戦は、10月に行われた第33回全関東学生9ボール選手権で優勝を果たしている大学生プレイヤー、濱津邑弥を準決勝で下して勝ち上がってきた新免との対戦となり、この戦いを4-1で制して栄えあるタイトルを獲得した。