歴戦の強者が挑む全日本選手権!
グランプリイースト第6戦会場で意気込みを聞く②
左から栗林達、赤狩山幸男
開幕までいよいよあと2日となった『寬仁親王牌 第56回全日本選手権国際オープン』。2000年代以降は強力な海外勢の壁に阻まれることが多かったJPBA勢だが、今年も決して停まることなく、タイトル獲得を目指しアルカイックホール・オクトの舞台に立つ。昨日は今回プロとして初めて参戦する3名のプロを紹介したが、ここでは、JPBAトップランカーとして、長年に渡り全日本で戦い続けている歴戦の強者2人にいただいたコメントを紹介する。
栗林達(FR:777)
※FRはファーゴレート
1982年6月26日生まれ(41歳)、福井県出身。2005年(39期)にJPBA入り。2023年JPBAランキング6位(10月末時点)。プロ3年目の2007年からは常にランキング10位以内をキープし、2011年にはJPBA男子ランキング1位(MVP)を獲得。以降もJPBAトップの一角として活躍を続ける。公式戦勝利数は29。2023年シーズンは、後半戦に入った9月のジャパンオープンで3位タイ、10月のグランプリイースト第5戦で今季初優勝を果たしている。全日本選手権のキャリアハイは2007年、2018年の準優勝。
赤狩山幸男(FR:769)
1975年3月13日生まれ(48歳)、大阪府出身。1998年(32期)にJPBA入り。2023年JPBAランキング10位。日本人プレイヤーとして3人目のナインボール世界選手権王者で、その年にはテンボール世界選手権でも3位タイに入り、WPA(世界プール協会)男子ランキングで一時トップに立った。国内でも2006年以降はランキングトップ10で戦い続けており、公式戦勝利数は14。2023年シーズンは2月のグランプリイースト第1戦の準優勝が最高成績で、全日本選手権のキャリアハイは2006年、2010年の3位タイ。