組み合わせも決まり臨戦態勢に
【全日本選手権情報】開催前に予想を楽しむもよし
開幕までいよいよ1週間となった『寬仁親王杯 第56回全日本選手権国際オープン』。11月12日(日)、JPBAオフィシャルサイト上で、男子ステージ1(予選)と男女ステージ2(本戦)のトーナメント表、タイムテーブルが発表された。
まず20日〜21日(月・火)に行われる男子ステージ1は8名枠×8組に分かれたシングルイリミネーション。テンボール、9ラック先取で20日に54名が挑戦。この日勝ち上がるのが8名となる。ここで敗れたプレイヤーにもセカンドチャンスがあり、翌日のトーナメントに出場してステージ2への残り8枚の切符を争うことになる。
ここに出場するのは日本のトップアマと、ステージ2からの参戦ができない海外勢で、今年はジュニアのトップとして10月にオーストリアで行われた世界選手権にも出場した金澤蒼生、織田賢人もエントリーしている。
22日(水)からの男子ステージ2は、8名×16組に分かれたダブルイリミネーションでスタートする。それぞれの組の勝者側から2名、敗者側から2名の計64名がベスト64に進み、ここからシングルイリミネーションとなる。ステージ2通過の条件は、勝者側で連勝する、勝者最終で負けた後に敗者最終で勝利、1回戦で負けた後に敗者側で2連勝する、この3つとなる。
24日(金)から始まる女子ステージ2は16名枠×4組のダブルイリミネーションで7ラック先取。通過条件は男子と同じで、JPBA勢、国内アマ、海外選手が混在する中で戦い、それぞれの組の勝者側から4名、敗者側から4名の計32名がベスト32に進み、その後は男子同様シングルイリミネーションとなる。
今年は前回大会を席巻した中国勢の参加はないものの、男女ともに海外勢はやはり強力だが、これを迎え撃つJPBAトップランカー達も相手が決まり、いよいよ臨戦態勢に入る。
前回大会の男女ファイナリストは全て中国勢となった。左から女子準優勝・陳思明、男子優勝・鄭肖淮、女子準優勝・韓雨、男子準優勝・党金虎