世界チーム選手権はドイツが優勝
男女オープン&チーム戦の3大会が終了@プエルトリコ・サンファン
優勝のチームドイツ。左からジョシュア・フィラー、ピア・フィラー、モリッツ・ノイハウゼン
アメリカ領プエルトリコ・サンファンを舞台に開催されていたWPA(世界プール協会)公認の3大会、『2023 PUERTO RICO OPEN』(プエルトリコオープン)と『2023 PUERTO RICO WOMEN’S OPEN』(プエルトリコ女子オープン)、『PREDATOR WPA WORLD TEAMS CHAMPIONSHIP』(世界チーム選手権)が全て終了した。
日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)からは3大会に大井直幸、土方隼斗、平口結貴の3名が出場したが、大井がプエルトリコオープン33位タイ、土方が9位タイ、平口がプエルトリコ女子オープンで9位タイの成績であった。
左から大井直幸、平口結貴、土方隼斗
また3名で挑んだ世界チーム選手権では、ドイツ、ポルトガル、インドネシアと同組となった予選リーグで1勝2敗で3位となり、決勝トーナメントに進むことはできなかった。
大会最終日の現地12日は、世界チーム選手権の準決勝と決勝が行われ、決勝はピア・フィラー(FR:691)、モリッツ・ノイハウゼン(FR:792)、ジョシュア・フィラー(FR:846)のドイツと周婕妤(FR:777)、呉坤霖(FR:809)、張榮麟(FR:826)の台湾の対戦となり、セットカウント3-2でドイツが戴冠。
※FRはファーゴレート
準優勝のチーム台湾。左から張榮麟、周婕妤、呉坤霖
なお、前日に決勝が行われたプエルトリコ女子オープンでは、イギリスのケリー・フィッシャー(FR:764)が台湾の魏子茜(FR:744)を2-0(4-0、4-1)で下して優勝を果たした。
プエルトリコ女子オープン優勝のケリー・フィッシャー
【2023 PUERTO RICO OPEN(プエルトリコオープン)】
日程:11月7日〜10日(火〜金)
種目:テンボール
出場者:128名
フォーマット:4ラック2セット先取(1−1の場合シュートアウト)、ベスト32までダブルイリミネーション、以降はシングルイリミネーション
【2023 PUERTO RICO WOMEN’S OPEN(プエルトリコ女子オープン)】
日程:11月7日〜11日(火〜土)
種目:テンボール
出場者:64名
フォーマット:4ラック2セット先取(1−1の場合シュートアウト)、ベスト16までダブルイリミネーション、以降はシングル
【PREDATOR WPA WORLD TEAMS CHAMPIONSHIP(世界チーム選手権)】
日程:11月8日〜12日(水〜日)
種目:テンボール
出場:16ヵ国、16チーム
チーム編成:各国とも最低男子2名、女子1名、最高男子3名、女子2名。各ラウンドでプレーするのは3人のみ(男子2人、女子1人)
フォーマット:第1セット〜女子シングルス、第2セット〜男子シングルス、第3セット〜ミックスダブルス、第4セット〜シングルスで、全て4ラック先取。第5セット〜シュートアウト(第4セットまでで2-2の場合に行われる)。予選リーグ、ベスト8からシングルイリミネーション。
写真/森覺摩