グランプリイースト第6戦@池袋・ビリヤード・ロサ

会場となっている『ビリヤード・ロサ』

11月12日（日）、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』を会場に『グランプリイースト第6戦』の決勝トーナメントが開催されている。なお、東北代表として出場予定だった大井仁が怪我による辞退のため、繰り上げにより佐藤隆宏アマが出場。

今大会の決勝フォーマットは、テンボール8ラック先取、交互ブレイクで、関東予選は9ラック先取。今回はラックシートを使用する他、ランダムセルフラック、プッシュアウト採用。

試合前に行われた抽選により決定した組み合わせは以下。

小川徳郎（FR：762） vs 羽生氏郷
嶋野聖大（FR：739） vs 川連一斗
内垣建一（FR：755） vs 赤狩山幸男（FR：769）
松村浩道（FR：755） vs 泉覚アマ
栗林達（FR：776） vs 松村学（FR：729）
杉山功起（FR：734） vs 照屋勝司（FR：735）
西嶋大策（FR：730） vs 佐藤隆宏アマ
羅立文（FR：800） vs 早瀬優治
※FRはファーゴレート（注：対戦データが少なく信頼性が低いと思われるものは掲載していません）

ほぼ定刻にスタートしたベスト16戦でベスト8進出一番乗りを果たしたのは小川徳郎。羽生氏郷を8-1と圧倒しての勝利。次に決着を見たのが内垣vs赤狩山。序盤2-0と好スタートを切った赤狩山だったが、そこから内垣が全く隙のないプレーを見せ、ここから8連取で8-2。

9位タイ・川連一斗

9位タイ・羽生氏郷

9位タイ・赤狩山幸男

9位タイ・松村浩道

杉山vs照屋は、序盤から杉山が5-2とリードする展開だったが、ここから照屋が一気にまくって逆転し、そのまま8-5フィニッシュ。西嶋 vs 佐藤の試合は、急遽出場となった佐藤に対して、西嶋がプロの貫禄を見せて8-1で圧倒。

白熱の戦いとなったのが、前戦優勝の栗林vs松村。終始競る展開の中で6-6に追いついた栗林がブレイクスクラッチ。これを活かした松村が先に7-6とリーチをかける。ここから再び追いついた栗林。最終ラックのブレイクは取り出しがなく①セーフティ戦に。ここで松村が痛恨のファウルを犯し、その後を慎重に取り切った栗林が勝利した。

9位タイ・松村学

9位タイ・杉山功起

9位タイ・早瀬優治

9位タイ・佐藤隆宏アマ

その他、羅は7-3から早瀬の追撃を受けるも8-6で凌ぎ切って勝利。泉アマは開催店シードの松村を8-2で下し、嶋野が川連を8-4で破ってベスト8に進出。ベスト8の組み合わせは以下となっている。

羅立文（FR：800） vs 照屋勝司（FR：735）
栗林達（FR：776） vs 西嶋大策（FR：730）
小川徳郎（FR：762） vs 嶋野聖大（FR：739）
内垣建一（FR：755）vs 泉覚アマ