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土方隼斗がベスト32入り、チームジャパンは黒星発進

2023.11.09

男女オープン&チーム戦の3大会が進行中@プエルトリコ・サンファン

日本勢対決を制したのは土方隼斗

11月7日(火)にアメリカ領プエルトリコ・サンファンを舞台にスタートしたWPA(世界プール協会)公認の『2023 PUERTO RICO OPEN』(プエルトリコオープン)と『2023 PUERTO RICO WOMEN’S OPEN』(プエルトリコ女子オープン)。さらに8日には『PREDATOR WPA WORLD TEAMS CHAMPIONSHIP』(世界チーム選手権)がスタートした。この大会には、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)から、大井直幸、土方隼斗、平口結貴の3名が出場中だ。

プエルトリコオープンでは、シングルイリミネーションとなるベスト32進出をかけた勝者側最終戦で、大井直幸(FR:815)と土方隼斗(FR:798)が対決。この試合は第3セットにもつれ込む接戦となったが、土方が2-1(4-2、2-4、5-4)で制してベスト32に進出。敗れた大井は敗者最終戦からの勝ち上がりを目指すこととなった。

大井の敗者最終戦は10日2時から

プエルトリコ女子オープンの平口結貴(FR:717)は、9日1時から行われた勝者2回戦でアメリカのキム・ハウスマン(FR:562)と対戦。この試合に2-0(4-1、4-2)で勝利して勝者最終戦に進出。平口は日本時間10日0時30分から、昨年行われたワールドゲームズの金メダリストで、ナインボールとテンボールの世界選手権タイトルも持つ、イギリスのケリー・フィッシャー(FR:764)とのベスト16進出をかけた戦いに臨む。

平口はワールドゲームズでも対戦した強敵、フィッシャーに挑む

世界チーム戦がスタート

世界チーム戦は、9日9時から16チームを4組に分けた予選リーグがスタート。ポルトガルと対戦したチームジャパンは、第1セット・女子シングルスの平口、第2セット・男子シングルスの土方がそれぞれサラ・ロチャ(FR:665)、ジョアン・グリロ(FR:766)に敗れる苦しい立ち上がり。大井&平口で挑んだ第3セット・ミックスダブルスには勝利したものの、第4セット・シングルスで大井がグリロに敗れ1-3で黒星発進となった。

チームジャパンの次戦は10日5時30分からのインドネシア戦。予選リーグ最終戦は、この日インドネシアを3-0で下している強豪ドイツとの対戦となることもあり、決勝トーナメントに進むためには負けられない戦いとなる。

※FRはファーゴレート

チームジャパンにとって明日のインドネシア戦は鍵となる

【2023 PUERTO RICO OPEN(プエルトリコオープン)】
日程:11月7日〜10日(火〜金)
種目:テンボール
出場者:128名
フォーマット:4ラック2セット先取(1−1の場合シュートアウト)、ベスト32までダブルイリミネーション、以降はシングルイリミネーション

【2023 PUERTO RICO WOMEN’S OPEN(プエルトリコ女子オープン)】
日程:11月7日〜11日(火〜土)
種目:テンボール
出場者:64名
フォーマット:4ラック2セット先取(1−1の場合シュートアウト)、ベスト16までダブルイリミネーション、以降はシングル

【PREDATOR WPA WORLD TEAMS CHAMPIONSHIP(世界チーム選手権)】
日程:11月8日〜12日(水〜日)
種目:テンボール
出場:16ヵ国、16チーム
チーム編成:各国とも最低男子2名、女子1名、最高男子3名、女子2名。各ラウンドでプレーするのは3人のみ(男子2人、女子1人)
フォーマット:第1セット〜女子シングルス、第2セット〜男子シングルス、第3セット〜ミックスダブルス、第4セット〜シングルスで、全て4ラック先取。第5セット〜シュートアウト(第4セットまでで2-2の場合に行われる)。予選リーグ、ベスト8からシングルイリミネーション。

写真/森覺摩

PREDATOR PRO BILLIARD SERIES

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