韓国スリークッションプロツアー第4戦『SY PBA／LPBAチャンピオンシップ』

界文子の初優勝で閉幕となった韓国スリークッションプロツアー第4戦『SY PBA／LPBAチャンピオンシップ』。9月5日〜11日（火ー月）には男子PBAの部が開催され、日本から出場した森雄介が準優勝を果たした。男子PBAで日本選手がファイナルをプレーするのは初の快挙だった。

ラウンド128から6連勝でファイナルの切符を掴んだ森は、デビッド・マルティネス（スペイン）と対戦。マルティネスは昨シーズンコンスタントに勝利を挙げ、ランキング2位を獲得したトップ選手。

15点4セット先取、フルセットの場合11点先取で争われた決勝戦は、中盤セットカウント2−2まで互角の対決。第5セットは森が優勢に進め、15−9で優勝まで残り1セットとする。第6セットも中盤まで森がランを重ねていたが、マルティネスに逆転を許し、12−15でフルセットにもつれる。最終セットは、勢いに乗ったマルティネスが走り切り、0−11でゲームボール。

あと一歩のところで優勝を逃したが、PBAでは日本選手最高位の準優勝を獲得。男女揃って日本選手がファイナルをプレーするのも初めてで、韓国の舞台で日本選手のレベルの高さが窺える大会となった。

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