フォン・ビン・バオがベトナム人初の優勝!
第75回世界スリークッション選手権大会@トルコ・アンカラ
左から準優勝:トラン・クェット・チェン(ベトナム)、優勝:フォン・ビン・バオ(ベトナム)、3位タイ:チョ・ミョンウ(韓国)、タイフン・タスデミール(トルコ)
9月6日〜10日(水ー日)、トルコ・アンカラにて『第75回世界スリークッション選手権大会』が開催。ベトナムのフォン・ビン・バオが初出場で初優勝、ベトナム人初の世界選手権優勝という快挙を達成した。
大会には各国代表48名が参戦。3名×16組の40点予選リーグで各組上位2名・32名を選出後、50点決勝トーナメントで争われた。
大会ベスト4には、組み合わせ順から大会初出場のフォン・ビン・バオ、韓国トッププレイヤーのチョ・ミョンウ、ベトナムトッププレイヤーのトラン・クェット・チェン、前年度覇者のタイフン・タスデミール(トルコ)が名を連ね、両ベトナム選手が知名度で勝る選手を撃破して決勝戦に進出。
結果、終始主導権を渡さなかったフォン・ビン・バオが50−34(33キュー)でベトナム選手同士の戦いを制し、初優勝を飾った。
日本からは梅田竜二、宮下崇生が参戦。宮下は予選リーグ敗退、梅田は決勝トーナメントに進出するも、ベスト32でエディ・メルクス(ベルギー)に敗れ、試合成績から梅田が32位、宮下が35位で大会を終えた。
また、12日(火)は『世界女子スリークッション選手権大会』『世界ジュニアスリークッション選手権大会』『世界アーティスティック選手権大会』が、トルコ・アンカラの同会場にて続けて行われる。