ジョシュア・フィラー、韓雨が優勝!
大井、セラディラは9位タイ
9月7日〜10日(木ー日)の日程で、『チャイナオープン』本戦(ステージ2)が、中国・上海にて開催され、男子はジョシュア・フィラー(ドイツ)、女子は韓雨(中国)が優勝を果たした。
男女それぞれA〜Hのグループに分かれたダブルイリミネーションで男子32名、女子16名を選出し、決勝トーナメントを行うフォーマット。決勝トーナメントは男子11ラック先取、女子9ラック先取。
優勝したフィラーは、予選ダブル初戦で黒星発進となるが、敗者側から3連勝で決勝トーナメントに進出。ベスト32からマックス・レヒナー(オーストリア)、デビッド・アルケイド(スペイン)、マリオ・ヒー(オーストリア)、ヴォイチェフ・シェブチック(ポーランド)と組み合わせ上ヨーロッパ勢がひしめき合う激戦区を勝ち上がって決勝へ。
決勝では、『ヨーロピアンオープン』準優勝のアンソニー・ラガ(フィリピン)と対戦。11−5で勝利し、2017年大会以来2度目の優勝を果たした。
女子大会で優勝した韓雨は、勝者側から予選ダブルを通過後、ベスト16から刘夏芝(中国)、ルビレン・アミット(フィリピン)、陳佳樺(台湾)とアジアの強豪を破って決勝へ。決勝は中国勢同士、劉莎莎と対戦し、9−7で勝利。2014年、2016年以来3度目の大会優勝を果たした。
なお、日本からはステージ1を突破したジュリアン・セラディラ、大井直幸、女子大会に平口結貴、村松さくらが参戦。
平口結貴、村松さくらは予選ダブルイリミネーションで敗退。大井、セラディラは予選突破後、ベスト16まで勝ち進んだが、大井は今大会準優勝のラガに9−11、セラディラはシェブチックに4−11で敗れ、9位タイで大会を終えた。