河原千尋が優勝!
全日本女子プロツアー第4戦@POOL LABO(横浜・関内)
8月19日〜20日(土・日)、『POOL LABO』(横浜・関内)にて『全日本女子プロツアー第4戦』が開催される。19日の予選は『アロウズビリヤード』(横浜・鶴見)併用。河原千尋が優勝を飾った。フォーマットはナインボール7ラック先取・勝者ブレイク。
会場『POOL LABO』
『POOL LABO』が2023年JPBA公式戦の大会会場として使用されるのは3月の『東日本グランプリ第2戦(GPE2)』に続いて2戦目。GPE2同様に多くのギャラリーが訪れた。来年も『女子プロツアー』開催を目指すとのことだった。
3位タイ:小西さみあ
3位タイ・ベストアマ賞:谷みいな
プロ30名・アマ32名という出場者のうち、ベスト16にはプロ15名、アマ1名が残る結果に。その1名はジュニア選手の谷みいな。決勝トーナメント初戦、今年の公式戦で単独3勝を挙げている栗林美幸に対して7−1の大立ち回りを見せると、ベスト8でも曽根恭子に7−3で勝利。準決勝の平口結貴戦は勝利とはならなかったが、終盤まで平口を苦しめる粘りを見せ(5−7)、堂々の表彰台入りだ。
この山からは、谷の進撃を止めた平口が決勝に進出。反対の山から決勝に上がった河原は、ベスト16から久保田知子を7−2、夕川景子を7−1と抜群の安定感で破り、準決勝ではベスト16戦で5ラック連続マスワリを決めていた小西さみあを7−3で破り、決勝に進出。
準優勝:平口結貴
優勝:河原千尋
ゲーム開始から河原が4ラック連取で先行するも、平口も2連マスを含む4ラック連取で4−4。ここでタイムアウトを取った河原が流れを断ち、5−4。その後1点返されるも、すぐに取り返して6−5のリーチ。最終ラックは平口の③ファウルから残り球を取り切ってゲームボールとなった。
河原の2023年公式戦優勝は、今回と同カード決勝の『大阪クイーンズオープン』に続く2勝目。
試合後、河原は「『POOL LABO』の良いコンディションでパフォーマンスを出すことを目標にして大会に臨んでいました。結果に繋がって良かったです」とコメント。
これで2023年の『全日本女子プロツアー』は全4戦を終え、第1戦:栗林美幸、第2戦:平口結貴、第3戦:栗林美幸、第4戦:河原千尋が優勝という結果だった。
女子プロ公式戦は、9月に『第36回ジャパンオープン』『第1回 MEZZ 京都レディースオープン』とビッグトーナメントが2戦控えており、まだまだアツイ夏が続きそうだ。
左から3位タイ:谷みいな、準優勝:平口結貴、優勝:河原千尋、3位タイ:小西さみあ
POOL LABOの「L」