フィリピンが優勝! 日本は5位タイ
2023 World Cup of Pool@スペイン・ルーゴ
優勝のフィリピン(ヨハンチュア・ジェームズ・アラナス)
7月2日(日)、6日間に渡って行われた国別ダブルス戦『2023 World Cup of Pool(ワールドカップ・オブ・プール)』が閉幕。結果、ヨハン・チュア、ジェームズ・アラナスがペアを組んだフィリピンチームが優勝を果たした。
フィリピンは大会初戦に前年度優勝チームであるスペインA(フランシスコ・サンチェスルイス、デビッド・アルケイド)とマッチアップ。7−5で勝利し、台風の目になると、ベスト16でスペインBを7−2で下し、ベスト8からは優勝経験もある台湾、オーストリアチームにヒルヒル勝ちで決勝に進出。
決勝では、ジョシュア・フィラー、モーリッツ・ノイハウゼンのドイツチームと対戦。強国を接戦で破ってきた勝負強さが光り、序盤から9−2まで大量リードの展開。ここから9−7まで詰め寄られたが、追い上げを振り切り2ラック連取で勝利。これでフィリピンは4度目の優勝。チュア、アラナスのペアでは初の優勝を果たした。
5位タイの日本(大井直幸&吉岡正登)
日本チームの大井直幸&吉岡正登ペアは、初戦イタリアとの試合に7−4で勝利後、ベスト16でシェーン・バン・ボーニング、スカイラー・ウッドワードの強豪ペア・アメリカとの対戦。日本がリードし、アメリカが追い付くという展開を振り切り、7−5で勝利。そしてベスト8では呉珈慶、王燦の中国ペアと対戦。両チームにミスもありながら4−4までは互角だったが、ここから振り切られ5−9で敗戦。5位タイで大会終了となった。
フォーマットは31ヵ国32チーム(開催国であるスペインが2チーム)による、ナインボール、勝者ブレイク(ブレイクボックス・⑨オンフット)採用。1回戦〜2回戦が7ラック、ベスト8〜4が9ラック、決勝戦が11ラック先取。
準優勝のドイツ(ジョシュア・フィラー&モーリッツ・ノイハウゼン)
3位タイのオーストリア(アルビン・オーシャン&マリオ・ヒー)
3位タイの中国(呉珈慶&王燦)