サエギナール移籍初戦優勝! 女子はキム・ミンアが優勝!
『PBA/LPBA』2023−2024シーズン開幕戦『Gyeongju BlueOne Resort Championship』
6月11日〜19日(日ー月)の日程で、韓国スリークッションプロツアー『PBA/LPBA』の2023ー2024年シーズンの開幕戦『Gyeongju BlueOne Resort Championship(キョンジュブルーワンリゾートチャンピオンシップ)』が開催。男子PBAは、今年から移籍してきたセミ・サエギナール(トルコ)が移籍初戦にして初優勝を達成。女子はキム・ミンア(韓国)が優勝を果たした。
今シーズンのPBAはサエギナールの他、ダニエル・サンチェス(スペイン)、チェ・ソンウォン(韓国)といった世界トップクラスの選手がPBA移籍を発表し話題となったが、この2名は初戦敗退。「一発勝負のシングルトーナメントのセットマッチ」というPBAフォーマットの洗礼を受ける恰好となった。その中でサエギナールは初戦からアジャストし、6連勝で決勝に進出。イ・サンデ(韓国)をセットカウント4−0(15−5、15−0、15−12、15−5)の貫禄を見せ付ける勝利で初優勝を飾った。
女子のLPBAでは、キム・ミンア(韓国)が昨シーズン2勝を挙げたキム・ガヨン(韓国)と対戦。フルセットまでもつれた戦いは、終盤に抜け出したキム・ミンアが勝利し、見事開幕優勝を果たした。セットカウント4−3(5−11、11−10、6−11、11−7、10−11、11−8、9−7)。
林奈美子
日本からは男子PBAに小林英明、森雄介、女子LPBAに肥田緒里恵、東内那津未、界文子、林奈美子、小林諒子が出場。
今シーズンより、男女ともに4人撞きのサバイバルラウンドがなくなり、1対1のセットマッチ。
男子は小林英明、森雄介ともに初戦ラウンド128を落とし、大会終了。
女子はラウンドPPQ→PQ→ラウンド64〜と続くフォーマット。小林諒子はPPQからの出場、他4名はラウンド64からの出場。
小林は2連勝でラウンド64に進出するも、そこで敗退。肥田も初戦のラウンド64を落とした。
界、東内は初戦突破後、ラウンド32でともにフルセットの末、惜しくも敗れる結果に。
最高位は林。ラウンド16まで勝ち進んだが、ファン・ミンジ(韓国)にセットカウント2−0で敗れ、9位タイで大会終了だった。