田中潤が優勝!
♠JBS MONARCH CUP@ニュー文化、Billiards KOBAYASHI-BRIGHT-
6月10日〜11日(土・日)、『ニュー文化』(東京・奥沢)で韓国キューメーカー『JBS(J Billiards Sports)』がメインスポンサーを務めるスリークッショントーナメント『♠JBS MONARCH CUP(モナークカップ)』が開催(11日の予選日は『Billiards KOBAYASHI-BRIGHT-』(東京・新大久保)併催)。田中潤が優勝を飾った。
ニュー文化
ノーシード制のベスト64からなるシングルトーナメントで、ベスト32からは『全日本選手権』や世界基準の40点ゲーム。
11日の決勝日に残ったベスト16は、JPBFプロ12名、韓国選手1名、アマチュア3名という陣容。韓国選手の中で今大会唯一出場していたチョン・ドングンは宮下崇生に敗れ、ここからは日本選手の戦いに。この他、田中潤が新井達雄を40−38(29キュー)、鈴木剛が梅田竜二を40−33(30キュー)、船木翔太が界敦康を40−33(29キュー)と、ランキング上位選手をそれぞれ破る結果となった。
5位タイ・ベストアマ:浜本貴史
また、アマチュア3名のうち、浜本貴史が小野寺健容を40−18(49キュー)で破り、アマチュア選手で唯一ベスト8進出を果たした。
3位タイ:船木翔太
ベスト8、宮下vs竹島欧の1点を巡る戦いを竹島が制し、40−39(52キュー)。田中が唯一残ったアマチュアの浜本を40−28(53キュー)で破り、船木vs鈴木は40−18(24キュー)、森陽一郎vs原健太郎は40−16(26キュー)でスピード決着。
準決勝の組み合わせは田中vs竹島、森vs船木の戦い。まず、森vs船木の戦いについて。船木は2019年のプロ入り後、第1回開催の『JBS CUP』で3位タイの記録を収め、これがキャリアハイとなっていた。第2回目のJBS CUPで更新のチャンスがやってきた訳だが、ベスト4の壁は厚く、森に35−40(30キュー)で敗退。
3位タイ:竹島欧
田中vs竹島は、終盤までの攻防から抜け出した田中が勝利(40−30・42キュー)。プロ初優勝を果たした2018年『第68回 全関東スリークッション選手権大会』以来の優勝を懸けてファイナルへ。
準優勝:森陽一郎
優勝:田中潤
田中と森の決勝戦。序盤からどちらに転んでもおかしくない競り合いが終盤まで続き、39−38の両者モアをかけた状態から、田中が最後に空クッションショットを決めてゲームボール。第2回目のJBS CUPタイトルを獲得した。
後列左から、5位タイ:鈴木剛、宮下崇生、浜本貴史、前列左から、3位タイ:船木翔太、準優勝:森陽一郎、優勝:田中潤、3位タイ竹島欧
『JBS』CEO:パク・インドゥク