神箸渓心がプロ転向後初優勝!
第51回 全日本14-1オープン選手権@ビリヤード・ロサ

5月20日〜21日(土・日)、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』で『第51回全日本14-1オープン選手権』が開催。今年からプロに転向した神箸渓心が転向後初、大会初優勝を飾った。
117名による、予選ダブルイリミネーション・75点、ベスト64からの予選シングルイリミネーション90点、ベスト16からの決勝シングル100点ゲーム。

3位タイ:竹中寛

3位タイ:浦岡隆志(ハイラン賞:68点)
優勝した神箸は、ベスト16から土方隼斗に100−68、ジュリアン・セラディラに100−51、竹中寛に100−69で勝利し、決勝に。
対するは、昨年14−1オープン優勝者の羅立文。
羅は杉山功起に100−73、北谷好宏に100−9、浦岡隆志に100−15で勝利と、ベスト8以降は盤石なゲーム運びで決勝に上がっていた。

準優勝:羅立文

優勝:神箸渓心
決勝戦、序盤に羅のミスも相まって攻め込んだ神箸は、40点ランもあり一時63−6まで点差を広げる。しかしここから反撃に出た羅が、小刻みにランを重ねて遂には逆転。しかし羅が96−93で放ったブレイクは、取り出しがなく、最終局面でセーフティ戦へ。故意ファウルの駆け引きもはさみながら主導権を握らせまいとせめぎ合ったが、羅のセーフティが甘くなったところから神箸が取り切ってゲームボール。
神箸はアマ時代の2022年『西日本グランプリ第1戦』優勝経験があるが、2023年1月からのプロ転向後の優勝は初めて。
プロ転向後半年足らず、しかも昨年JPBA・No.1プレイヤーの羅を破っての嬉しいプロ初優勝だ。
