平口結貴が今季初優勝!
全日本女子プロツアー第2戦@『BEEP』(千葉)
5月13日〜14日(土・日)、千葉の『BEEP』にて『全日本女子プロツアー第2戦』が開催(予選は『スクラッチマニア』『トリガー大久保』併用)。昨年JPBA女子ランキングMVPに輝いた平口結貴が今季初優勝を飾った。
『BEEP』(千葉)
フォーマットは全日程通してナインボール・勝者ブレイク・7ラック先取。
3位タイ:栗林美幸
ベスト4に残ったのは、平口と今季開幕戦『関西レディースオープン』優勝の小西さみあ、『女子プロツアー第1戦』『関東レディースオープン』と2戦連勝で波に乗っている栗林美幸、今季未勝ながら9度のMVP獲得と絶対的エースの河原千尋という名実揃った顔ぶれ。
組み合わせは平口vs栗林、小西vs河原。前評判通り接戦となった準決勝。平口vs栗林は平口が3連取、3連取で6−3とリーチをかけるが、栗林の反撃に遭い6−6のタイ。しかしここで踏みとどまった平口が残り1点を取り、決勝へ。
3位タイ:河原千尋
小西vs河原の対決は、序盤から河原ペースのゲーム展開だったが、中盤以降息を吹き返した小西が捲って7−5の逆転勝利。
準優勝:小西さみあ
決勝戦の平口vs小西は、今年の『関西レディースオープン』ファイナルの再戦。関西では小西が終盤に逆転し、7−5で優勝を飾っていた。今年2度目のファイナルも、序盤は平口が先行、小西がその後を追う展開。中盤に小西が3連取で5−5のタイ。平口からすれば、この時点で関西での記憶が蘇ったかもしれないが、それを自ら払拭した。ヒルヒルになった後もセーフティ戦でチャンスを掴み、残り球を取り切って優勝を果たした。
優勝:平口結貴
これで女子公式戦は4戦終了。平口が優勝1・準優勝1、小西が優勝1・準優勝1、栗林が優勝2とランキングレースは混戦になっている。この戦いにも要注目だ。次戦は5月27日〜28日(土・日)の『第34回大阪クイーンズオープン』を予定している。
試合後はギャラリー抽選会が行われた