第30回全日本女子スリークッション選手権大会＠霞が関プラザホール

4月15日〜16日（土・日）、『第30回全日本女子スリークッション選手権大会』が開催され、西本優子が大会3連覇、通算5度目の優勝を飾った。会場は、男子全日本も行われた『霞が関プラザホール』。

4名×5組の18点予選リーグで各組2名とベスト3着の11名が16日の決勝日に進出。決勝日、前回優勝者の西本を加えた12名による4名×3組の18点決勝リーグで各組上位2名が決勝トーナメントに進出。6名による25点シングルトーナメントで優勝者が決定。40キュー打ち切り。

予選リーグをシードで通過し、決勝リーグからの出場となった西本は、リーグ戦を全勝で通過。6名で争われる変則的な決勝トーナメントでは、準決勝から出場。そこで井上牧子と対戦し、40キュー打ち切りながら24−21の僅差で勝利。決勝では3大会連続同カードの深尾典子と対戦。深尾も予選リーグから全勝でここまで勝ち上がりを決めていた。

試合は西本が序盤リードを許すも、ジリジリと差を縮めながら逆転に成功。最終スコア25−19（36イニング）で勝利。

本大会は9月12日〜14日（火ー木）にトルコで行われる『世界女子スリークッション選手権大会』の代表選考会も兼ねているため、西本の出場は確定。昨年の世界選手権では本大会ファイナルを争った西本、深尾が銅メダルを獲得しており、更なる飛躍に期待したい。