栗林美幸が大会初優勝&公式戦連勝!
第31回関東レディースオープン@ビリヤード・ロサ
4月15日〜16日(土・日)、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』にて『第39回関東オープン』&『第31回関東レディース』が開催(予選は複数会場併用)。レディースオープンは栗林美幸が大会初優勝、公式戦では3月11日〜12日(土・日)に行われた『全日本女子プロツアー第1戦』に続く連勝を果たした。
会場『ビリヤード・ロサ』
決勝日の16日(日)、女子はベスト8からのスタート。ナインボール勝者ブレイク7ラック先取。
村松さくら
まずベスト8では、前回女王の久保田知子が河原千尋を破り、今年の関東レディースでも好調を窺わせる内容で勝ち上がりを決めた。昨年女子MVP・平口結貴と次世代エース候補の村松さくらとの一戦はヒルヒルまでもつれ、平口ブレイクの最終ラックを村松が奪い、ベスト4に進出。この他、栗林は夕川景子を、青木知枝は府川真理を下してベスト4に進出。
青木知枝
準決勝は、栗林vs青木、久保田vs村松の戦い。栗林vs青木は栗林のロケットスタートもあり、あっと言う間に6−1でリーチ。ここで青木が反撃するも2点止まりで栗林が決勝進出。久保田vs村松の試合は、中盤まで3−2で競っていたが、ここから久保田の4連取で勝利を挙げる。
久保田知子
栗林美幸
公式戦連勝が懸かった栗林、大会連覇が懸かった久保田。2人のファイナルは、互いに1点を取り合い、栗林が2点取れば久保田が2点返すという攻防で3−3。しかしここからは栗林の圧巻の試合運びで反撃の隙を見せず、最後はマスワリで締める4連取で勝利を飾った。
栗林の『関東レディース』優勝は初。これで『全日本選手権』を除く女子公式戦のタイトルを手にすることとなった。女子プロのシーズンで見ても、現在3戦のうちすでに2勝を挙げ、どこまで勝数を伸ばすのかにも注目が集まる。次回の女子公式戦は5月13日〜14日(土・日)の『全日本女子プロツアー第2戦』(BEEP開催)だ。