『PLP』5日目、2位浮上で一次リーグ突破!
Premier League Pool(プレミアリーグプール)
3月6日~13日(月ー月)の8日間の日程で開催中のナインボールリーグイベント『Premier League Pool(プレミアリーグプール・PLP)』。主催は『Matchroom Pool(マッチルームプール)』、会場はイギリス・レスターの『モーニングサイドアリーナ』。大会5日目、大井直幸はリーグ通算11勝4敗で2位まで順位を上げ、二次リーグ進出を決めた。
この日、大井は周婕妤(台湾)に5−3、クリス・メリング(イギリス)に5−4、スカイラー・ウッドワード(アメリカ)に5−4で3連勝を飾った。ヒルヒルでの決着が増えたため、得失点差ではなかなか数字を伸ばすことはできなかったが、勝ち点を多く稼いだことで単独の2位に浮上。
二次リーグでは、スカイラー・ウッドワード(アメリカ)、コンラッド・ジャスチセン(ポーランド)、ジェイソン・ショウ(スコットランド)と対戦予定。一次リーグでの対戦では、ジャスチセンのみに敗戦している。
1位:サンジン・フェリバノビッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)
2位:大井直幸
3位:フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン)
4位:ジェイソン・ショウ(スコットランド)
5位:アレックス・パグラヤン(カナダ)
6位:コンラッド・ジャスチセン(ポーランド)
7位:アルビン・オーシャン(オーストリア)
8位:呉坤霖(台湾)
9位:スカイラー・ウッドワード(アメリカ)
10位:シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)
ーーーーーーーーーーーー【二次リーグのボーダーライン】
11位:ルオン・ドク・ティエン(ベトナム)
12位:クリス・メリング(イギリス)
13位:ハリド・アルガンディ(サウジアラビア)
14位:ソ・ソア(韓国)
15位:アール・ストリックランド(アメリカ)
16位:周婕妤(台湾)
1位のフェリバノビッチは、勝ち点13、得失点差33といずれも単独かつ2位以下と差を付ける結果に。全体で見ると、順位に変動はあったが二次リーグのボーダーを前後する選手はなかった。オーシャンやバン・ボーニングといった優勝候補が下位通過となってしまったことが二次リーグでの戦況に影響するかもしれない。
【フォーマット】
16名のプレイヤーによる総当たりリーグ戦(一次)を5日間行い、成績下位6名が脱落。残り10名のプレイヤーによる2日間の二次リーグでさらに4名が脱落し、6名を選出。大会最終日の8日目、6名による三次リーグでプレーオフ進出者4名を決定し、4名による決勝トーナメントで優勝者が決定する。
昨年のPLPフォーマットだと、フォーマットはナインボール5ラック先取。リーグ戦の成績は、ゲーム勝利数が勝ち点となり、勝ち点が並んだ場合、得失点差で順位が決定(得点差を付けて勝利した方が成績優位に動く)。各リーグ戦結果は、引き継いだ形で次リーグに移行する。得失点差も同じだった場合、そのプレイヤー同士の直接対決の勝敗が順位に反映される。
全試合はTable1とTable2の2台で行われ、その様子は以下から視聴可能だ。
Table1、2:『matchroom.live』
Table2:『Youtubeチャンネル』