アジアンプール、新しい時代へ。
2023年にナインボールワールドランキング・ツアーがスタート
今年から欧米での開催を中心とした「ナインボールワールドランキング」ツアーをスタートさせた『Matchroom Pool』(マッチルームプール)が12月21日、オフィシャルサイト上で『Asian Pool Promotions』(APP/アジアンプールプロモーション)とパートナーシップを結び、2023年に『Nineball Asian Tour』(ナインボールアジアンツアー)のスタートを計画していることを発表した。
リリースによれば、ナインボールアジアンツアーは、2023年にインドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、香港、タイ、台湾の7つの国・都市で開催し、ツアーのハイライトとして、賞金総額20万ドルの『Asian Open』(アジアンオープン)の新設も予定されているという。
このアジアンオープンについては、マッチルームプール主催で昨年行われた『US Open』『UK Open』『European Open』と並ぶメジャーイベントとして開催される予定とのことだ。さらに今年8月に『Asian Pool Federation』(APF/アジアンプールフェデレーション)が主催し、アジア初のナインボールワールドランキング対象のトーナメントとしてシンガポールで開催された『Asian 9-Ball Open』についても、2023年はAPPが『Asian Championship』(アジア選手権)として行うとのことだ。
なお、今回マッチルームとタッグを組むAPPについて現段階で詳しい情報はないが、リリース内でAPPのディレクターとして発言しているクリストファー・チュア氏は、APFの起ち上げから理事長職にある人物であることから、APPとAPFの深い関係性が窺える。ナインボールアジアンツアーの今後の動向については引き続き、情報が入り次第お伝えする。