羅立文が『GPE』3連覇&年間MVP獲得!
東日本グランプリ(GPE)第6戦@バグース六本木
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11月5日〜6日(土・日)、『バグース六本木』にて『2022東日本グランプリ(GPE)』最終戦・第6戦が行われた。結果、羅立文がGPE3連覇を達成し、年間MVPも同時に獲得した。フォーマットはナインボール9ラック先取、交互ブレイク。
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会場の『バグース六本木』は年内までの営業とアナウンスされている。今回行われた『GPE6』が最後のプロ公式戦会場となった。
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今大会が始まるまでGPE年間ランキング5位の小川徳郎
また今大会の結果によって、GPE年間ランキングが確定し、上位4名は来年1月21日〜22日(土・日)に行われる『CUE’S CUP JAPAN POOL CHAMPIONSHIP 2023』の東日本代表選手に決定する。その意味でも注目が集まった一戦。決勝日のベスト16には、ランキング1位を独走中の羅はシードとして、2位の内垣建一は予選を勝ち抜いて代表権を獲得。3位土方隼斗、4位栗林達は予選敗退。5位小川徳郎が決勝日に進出したことで、小川の結果に委ねられることに。
ベスト16は16名全員がJPBAプロ。小原洋平は体調不良のため不参加となってしまったが、7戦中3戦がヒルヒル対決とプロ同士の接戦が各所で見られた。羅は鈴木清司を9−5で下し、内垣は松村学にヒルヒルに追い付かれても次ラックをマスワリとさすがの安定感。小川は渡辺剛史と対戦し、猛反撃に遭い一時6−7で逆転を許したが、ここから3連取で再逆転勝利。これでポイント上は4位の栗林と並んだが、ランキングでは第1戦優勝の栗林が上位。
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塙圭介
ベスト8では、羅が多和田瑞騎を、塙圭介が大河誠をともに9−2で下していち早くベスト4へ。内垣は浦岡隆志と対戦し、この日2回目のヒルヒルを制す。ランキング上注目のジュリアン・セラディラvs小川は、序盤からセラディラが先行して9−6で逃げ切り。小川はあと1勝のところで4位浮上を逃すこととなった。
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ジュリアン・セラディラ
羅vs塙の準決勝は羅が9−3で勝利。羅はここまで安定したスコアで決勝進出を果たした。一方、2戦連続ヒルヒルを制した内垣は、セラディラと終盤まで競った展開を制し、9−7で勝利。
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最終戦決勝はやはりと言うべきか、ランキング1位vs2位の羅vs内垣。
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内垣建一
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羅立文
試合序盤は羅にミスもあり、内垣が2−0で先行。徐々に羅が修正していく中、内垣は痛恨の球触りもあり4−4のタイ。本来の精密機械を取り戻した羅は、ここから一点攻勢を仕掛け、5連取で勝負あり。2022年のGPEは、羅の3連覇で閉幕を迎えた。
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大会結果。左から3位:ジュリアン・セラディラ、優勝:羅立文、準優勝:内垣建一、3位:塙圭介
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GPE年間ランキング1位:羅立文、2位:内垣建一
大会後には年間ランキング表彰も行われた。順位に変動はなく、6戦中3勝と他の追随を許さなかった羅がMVP。未勝ながら3度の準優勝、2度の3位、5位1回とGPEの年間を通してベスト8以下はなかった内垣が2位。3位は第3戦優勝の土方、4位は第1戦優勝の栗林。この4名がCUE’S CUP東日本代表4選手に決定した。