JOリポート!! 22日『サンビリ荻窪』編
2022.10.26
第35回ジャパンオープン
飯間智也、佐藤麻子の初優勝で閉幕した『第35回ジャパンオープン』。本ニュースでは、前日の22日(土)、『サンビリ荻窪』にて行われた女子予選の模様をリポートする。
サンビリ荻窪にはバグース六本木より多い38名の女子選手が参戦。ダブルイリミネーション(7ラック先取)で16名を選出し、その後シングルイリミネーション(8ラック先取)でベスト4のうち2名が残るまで争われた。ナインボール、勝者ブレイク。
平口結貴(撮影はニューピアホールにて)
予選ダブルでは、2期連続女流球聖の梶原愛の奮闘が目立った。佐原弘子、高木まき子というJPBA勢を退けて勝者側から決勝シングル進出後、海外選手、温家琪(ワン・カカイ。香港)、奥田玲生に勝利してあと一歩で『ニューピアホール』行きというところまで。そこで立ちふさがったのが平口結貴。平口はダブルで今季プロ初優勝を遂げた丸岡文子に5−7で敗れて敗者側に回るも、そこから勝ち上がって決勝シングルへ。丸岡との再戦でリベンジを果たしていた(8−4)。平口は梶原の得点を2点に抑え、最後は5連取でフィニッシュ(8−2)。
久保田知子(撮影はニューピアホールにて)
一方の山では、久保田知子がニューピアホール行きを奪取。久保田は勝者側から決勝シングル進出後、高木まき子とのヒルヒル対決を制し、江水净(チャン・スイチン。台湾)に8−2で勝利。最終戦は曽根恭子との対戦。互いに点を取り合う展開で迎えた第12ラック、スコア5−6から3連取で勝利。正確な終了時間は不明だが、男子も含めこの会場が最も長丁場な戦いだった。タフな試合を続けてのニューピアホール行きゲットだ。