原口俊行が15年ぶり公式戦優勝!
西日本グランプリ第3戦(GPW3)@セッション
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8月28日(日)、佐賀県佐賀市の『セッション』にて『西日本グランプリ第3戦(GPW3)』が開催され、原口俊行が公式戦15年ぶり2度目の優勝を飾った。
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会場『セッション』
本大会は、7月3日(日)に開催された『GPW2』に続いて2戦連続『セッション』での開催。前回のGPW2は、開催店シードの北谷好宏が優勝を果たし、今回は前回優勝者シードとして北谷がベスト16から参戦となった。(GPW2の記事「北谷好宏が地元で貫録のV!」)
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3位タイ:山川英樹
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3位タイ:浜田翔介
テンボール8ラック先取、ベスト16から7ラック。勝者ブレイク・ランダムセルフラック・シュートアウトありという前回と同じフォーマットで行われ、決勝トーナメントのベスト16には原口、北谷を含め14名のプロ、アマチュア選手2名(大塚雄豊、高谷啓太)が勝ち残った。
現在西日本グランプリランキング上位の北谷、川端聡が決勝トーナメント初戦で姿を消す波乱の中、ベスト4には原口、山川英樹、浜田翔介、アマチュアの大塚雄豊が勝ち上がる。
原口vs山川の準決勝、原口は序盤から劣勢で2−6と1点も失点できない状況だったが、スーパーショットも織り交ぜつつ5連取で鮮やかな逆転勝利を挙げる。大塚vs浜田の試合も、終盤まで続いた接戦から大塚の3連取によって逆転勝利。前回のGPW2に続いて「プロvsアマ」の決勝戦に。
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準優勝:大塚雄豊
決勝戦、序盤戦のリードを得たのは大塚だったが、2度の⑩ミスを機に原口が逆転。4−5から3連取で勝利。原口はこれで2007年『東海グランプリ』以来15年ぶりの公式戦優勝となった。次回のGPWは、10月2日(日)愛知県の『マーシー』にて今季最終戦の第4戦が開催される。
現在のグランプリランキングは「Billiard CUE’S CUP JAPAN POOL CHAMPIONSHIP 2023」から。
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優勝:原口俊行
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左から、3位タイ:山川英樹、優勝:原口俊行、準優勝:大塚雄豊、3位タイ:浜田翔介
写真提供/JPBA