羅立文が今季グランプリ初優勝!
東日本グランプリ第4戦@アロウズビリヤード
7月16日〜17日(土・日)、決勝会場『アロウズビリヤード』(横浜・鶴見)を舞台に『東日本グランプリ第4戦(GPE4)』が開催。羅立文が今季グランプリ初優勝、公式戦では2勝目を挙げた。
会場『アロウズビリヤード』
フォーマットはテンボール8ラック(予選は10ラック)・勝者ブレイク・ランダムセルフラックが採用。今季グランプリではアマチュア選手の活躍が目立っていたが、今回は出場者137名のうち、決勝日のベスト16にはアマチュアの名前はなく、JPBAプロが名を連ねた。
3位タイ:杉山功起
ベスト4にはランキング上位の羅、内垣建一、嶋野聖大に加え、若手の杉山功起が勝ち上がった。杉山がプロに転向してプロ公式戦でベスト4に入ったのは初めてだが、今年の『関東オープン』5位、『GPE3』9位といずれも決勝日に進み、着実に結果を示している。試合の方は準決勝で羅と当たり、4−8と力負けする形となったが、キャリアハイの3位タイ。
3位タイ:嶋野聖大
もう一方の準決勝は内垣vs嶋野。ベスト8で内垣は小川徳郎、嶋野は土方隼斗とともにトップ選手に競り勝ち、準決勝に進んだ。試合は内垣が序盤から主導権を掴み、嶋野の追い上げから逃げ切って決勝に進出した。
準優勝:内垣建一
羅は第3戦で準優勝、内垣は第2戦で準優勝、ともに今季2度目の決勝進出で初優勝を懸けた1戦。またこの試合は、今年の『ジャパンオープン』特設会場で設置される『ダイヤモンド』テーブルで行われた。序盤、羅が③ー⑩のジャンプコンビショットを決めるなど、強気なショットで5−1とリード。その後内垣に2点反撃されるも、⑩の縦バンクなどで再び流れを引き戻して3連取。8−3で羅が優勝を果たした。
優勝:羅立文
羅は今季『全日本14−1オープン』に続く2勝目で、グランプリでは2戦連続決勝進出、今季初優勝を飾り、これで東グランプリランキングもトップに躍り出た。次回のGPE5は、8月20日〜21日(土・日)、『ビリヤード・ロサ』(東京・池袋)で行われる予定だ。
左から3位タイ:嶋野聖大、優勝:羅立文、準優勝:内垣建一、3位タイ:杉山功起