アジア初の「ナインボールワールドランキング」対象試合、開催決定!
Asian 9-Ball Open 2022@シンガポール『アスパイアレクリエーションセンター』
今年になって新設されたアジアのプール団体『Asian Pool Federation(APF・アジアプール連盟)』が国際ナインボールイベントとして『Asian 9-Ball Open 2022(アジアンナインボールオープン)』を主催。この大会が『Match room Pool(マッチルーム)』が運用する「ナインボールワールドランキング」対象試合となることが発表された。アジアを会場としたイベントで同ランキング対象試合になるのはこれが初となる。
開催日程は8月24〜28日(水ー日)。この大会と並行して女子大会『Asian 9-Ball Women』も26日〜28日(金ー日)に開催。会場はシンガポールの『アスパイアレクリエーションセンター』。参加上限96名で、ベスト32名までダブルイリミネーション(9ラック先取)、以降はシングル(11ラック先取、決勝は13ラック)。
出場選手枠の中にアジア各国のシード権があり、開催国シンガポールのアロイシウス・ヤップを筆頭に柯秉逸(台湾)、柯秉中(台湾)、大井直幸(日本)、ロビー・カピト(香港)、ヨハン・チュア(フィリピン)、ジェフ・デルーナ(フィリピン)、ドゥオン・クオック・ホアン(ベトナム)、グエン・アン・トゥアン(ベトナム)、ルオン・ドゥク・ティエン(ベトナム)、張玉龍(台湾)とアジア各国のトップ選手の名前が挙げられている。
2022年のランキング対象試合発表時はアジア圏内の大会はなかった。このことについて、マッチルームマルチスポーツのマネージングディレクターであるエミリーフレイザーは、「南半球のプレイヤーに、マッチルームイベントのバックボーンを形成し、ナインボールとプールの未来となる重要なナインボール世界ランキングイベントを獲得する素晴らしい機会となります。スケジュールをヨーロッパのイベントで埋めることは素晴らしいことですが、アジアに拠点を置くプレイヤーの渡航の制約が懸念されており、ランキングポイントの対象試合に参加できない可能性があります。今大会がアジアでの多くのランキングイベント開催に向けて最初のものであることを願っています(原文訳)」。
今後もアジア圏内での開催を示唆するコメントが発表されており、第2弾以降の開催も期待できそうだ。