KAMUI『CONTROL BREAK SAI』、好評発売中!
『KAMUI』ブランド初のブレイクタップ
『(株)エンヴィジョン』が手掛けるジャパンブランド『カムイタップ』より、初のブレイクタップ『CONTROL BREAK SAI【砕】(コントロールブレイク サイ)』が登場。現在国内の各ショップにて販売中だ。
「ブレイク時のパワーを逃さず、さらにスピンのコントロールに優れたブレイクタップを追求し、『チョークのノリ』『グリップ力』『撞点の狭範囲を広く』『適度な高反発力』どれひとつも妥協せずに開発。豚皮と樹脂をMIXさせる新たな製法により革タップの常識を覆す硬度を有し、スピンコントロール性能に優れたブレイクタップが完成」(『KAMUIオフィシャルページ』より)。
●基本スペック
素材/豚革+樹脂
構造/7枚積層
直径/約15mm
厚さ/約7.5mm
カムイタップ開発担当者から、開発の経緯や「SAI」が持つ性能について伺った。プレイヤーが求める理想のブレイクタップを追求し続けて生まれたSAIを、この機会に一度試してみてはいかがだろうか。
ーー豚革と樹脂をミックスさせてブレイクタップを製作する着想に至った経緯を教えてください。
すでに革製のブレイクタップは数多く世に存在していますが、KAMUIタップの革を使用して作る事で良いものが出来ないか? というのが最初の着想でした。当然樹脂タップよりも柔らかくなりますが、『高性能なブレイクキュー+高反発の樹脂タップ』だとオーバースペックとなっている声も聞かれましたし、撞点がシビアになり成長途上のユーザーにとって扱いが難しいという事を想像し開発の起点としました。
ーー革のタップ、樹脂タップ製の製品と比較して、それぞれどのような効果が期待できますか?
①「グリップ力」があることによって、見越し(ディフレクション)を抑えることがき、より正確かつ効果的なブレイクを実現できます。今までになかった『コントロールブレイク』という新たなカテゴリーを生み出すことが可能となります。
②パワーのあるプレイヤーで樹脂タップを使用し、パワーを抑え気味にブレイクしている方にとって選択の幅を広げられます。
③ジャンプキューにも適しており、ミドル・ロングのジャンプショットでスピンがかけやすくなります。
ーー「パワーとスピンを調律する新たな積層構造」とありますが、通常の積層構造に比べどのように変化しているのでしょうか?
通常の積層タップは層ごとに接着していますが、SAIは樹脂の硬化作用により革の硬化と積層接着を兼ねており、タップ全体の硬度が均一化されています。