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大井は5位、優勝はポーランドのヴォイチェフ・シェブチック!

2022.04.05

PREDATOR WORLD 10-BALL CHAMPIONSHIP

3月28日?4月1日(月ー金)の日程で、アメリカ・ラスベガスの『ホテルリオ』にて開催された『テンボール世界選手権(PREDATOR WORLD 10-BALL CHAMPIONSHIP)』。全日程が終了し、大井直幸は5位タイで大会を終えた。大会は、ヴォイチェフ・シェブチック(ポーランド)が初優勝を果たした。

大会最終日の4月1日。大井はベスト16で今大会2度目のマッチアップとなるクリス・レインホールド(アメリカ)と対戦。10?5と1戦目に続き、快勝を収めベスト8に駒を進めた。そしてベスト8の相手は昨大会のファイナルで対戦したエクレント・カチ(アルバニア)との再戦。昨大会は6-10でタイトルに届かなかった大井。今回の試合では序盤に点差を開けられるものの、中盤以降は徐々に点差を縮めていき、7?9から9?9と最終ラックでタイスコアに。最終ラックは、大井のブレイクから取り出しセーフティ戦をカチが凌ぎ切り、再びカチに軍配が上がった。

●大井直幸
勝者1回戦:8?6 ジャン・バン・リロップ(オランダ)
勝者2回戦:8?3 モハマド・アルムハンナ(クウェート)
勝者3回戦:8?2 クリス・レインホールド(アメリカ)
ベスト32:10?4 ブレイン・バルカス(アメリカ)
ベスト16:10?5 クリス・レインホールド(アメリカ)
ベスト8:9?10 エクレント・カチ(アルバニア)

大会は、カチvs ウィチェック・シェフチェク(ポーランド)、ジェイソン・ショウ(スコットランド)vsクリストファー・テベス(ペルー)の準決勝。シェフチェクが昨大会覇者のカチを、テベスがショウを破り、どちらが勝っても初の国際タイトルとなるファイナルとなった。ゲームはともに主導権を渡さず一進一退の攻防で終盤へ。第17ラック、8?8から抜け出したのがシェフチェク。セーフティ戦を制して先にリーチをかけると、最終ラックも取り出しのセーフティ戦を制し、自身初の世界チャンピオンの称号を手にした。

大会フォーマットはテンボール、交互ブレイク。128名によるダブルイリミネーションで32名を選出するステージ1(8ラック先取)、32名によるシングルイリミネーション(10ラック先取)で優勝者を決定するステージ2が行われた。

大会ホームページ

左から、3位タイ:ジェイソン・ショウ(スコットランド)、優勝:ウィチェック・シェフチェク(ポーランド)、準優勝:クリストファー・テベス(ペルー)、3位タイ:エクレント・カチ(アルバニア)

写真提供/Pro billiard series

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