大井、3日目で順位動かず10位。アルビン・オーシャンは未だ無敗!
Premier league pool(プレミアリーグプール・PLP)@イギリス・ミルトンキーンズ
2月14日?21日(月ー月)の8日間、イギリス・ミルトンキーンズの会場で行われている『Premier league pool(プレミアリーグプール・PLP)』。日本から出場している大井直幸は、大会3日目で1勝2敗、2日目から順位は動かず全体の10位で4日目を迎える。
プレミアリーグプールは招待制・16名によるナインボールリーグイベント。「ナインボール5ラック先取」のショートフォーマットでリーグ戦を行い、成績上位10名が2次リーグに進出。その後、同フォーマットで2次リーグ(10名から6名を選出)、3次リーグ(6名から4名を選出)、プレーオフ(4名によるシングルトーナメント)で優勝者を決定する。順位は、ゲーム勝利数がそのまま勝ち点となり、勝ち点が並んだ場合、得失点差で順位が決定している。
2日目で3連敗を喫した大井。3日目初戦、アロイシウス・ヤップ(シンガポール)との試合で5?2と好スタートを切ったが、2試合目でアレクサンダー・カザキス(ギリシャ)に0?5と、獲得ラック数が順位に影響するフォーマットで痛い完封負け。3試合目のケリー・フィッシャー(イギリス)との試合ではヒルヒルまでもつれたが、最終ラックをフィッシャーが獲って4?5。1勝2敗で3日目を終え、順位は変わらず10位。
アルビン・オーシャン
2日目を終えた時点で無敗だったのは、アルビン・オーシャン(オーストリア)、ヨシュア・フィラー(ドイツ)、シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)の3名。3日目終了時点でオーシャンのみが無敗の9連勝。続いてフィラーが9勝1敗、オーシャンより1試合多く消化しているため現在1位につけている。バン・ボーニングは3日目で3連敗を喫し、順位を大きく下げ7位となった。
大会4日目の17日(木)、大井は現在無敗のアルビン・オーシャン(オーストリア)、マックス・レヒナー(オーストリア)、スカイラー・ウッドワード(アメリカ)との試合を控えている。残り5試合の奮闘に期待したい。
●出場者一覧
【マッチルームナインボールワールドランキング上位出場者】
アルビン・オーシャン(オーストリア・1位)
デビッド・アルケイド(スペイン・3位)
シェーン・バン・ボーニング(アメリカ・4位)
マックス・レヒナー(オーストリア・5位)
アロイシウス・ヤップ(シンガポール・6位)
大井直幸(日本/JPBA・7位)
ヨシュア・フィラー(ドイツ・10位)
エクレント・カチ(アルバニア・11位)
アレクサンダー・カザキス(ギリシャ・12位)
オマール・アルシャヒーン(クウェート・15位)
ジェイソン・ショウ(スコットランド・17位)
オリバー・ソルノク(ハンガリー・18位)
【ワイルドカード】
ケリー・フィッシャー(イギリス)
スカイラー・ウッドワード(アメリカ)
ミエスコ・フォルトゥンスキ(ポーランド)
フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン)
写真提供/Matchroom Pool