『世界ジュニア』で織田が3位、谷が5位の成績を残す
世界ジュニア優勝者。左からU-19/モリッツ・ニューハウゼン(ドイツ)、女子/レナ・プリムス(オーストリア)、U-17/ドミニク・ジャスタザブ(ポーランド)
10月6日~9日(水ー土)の期間で、オーストリアのクラーゲンフルトで『オーストリアオープン』(男女)、『ナインボール世界ジュニア選手権』(U19、U17、女子)が開催され、日本からは世界ジュニアのU17に織田賢人、女子に谷みいなが出場し、織田が3位、谷が5位の成績を収めた。
●U-17(18名参加、ベスト8までダブル・7ラック先取、準々決勝からシングル・9ラック先取)
優勝:ドミニク・ジャスタザブ(ポーランド)
準優勝:ヤニック・ポンガーズ(オランダ)
3位:織田賢人、リク・ロンパネン(フィンランド)
織田は初戦勝利後、2回戦で敗れて敗者最終へ。敗者最終ではヒルヒルの熱戦を勝ち抜いてシングルトーナメントのベスト8に進出。そこでシルバン・スターカーマン(スイス)に9-6で勝利するも、準決勝でドミニク・ジャスタザブ(ポーランド)に7-9で惜敗し、3位タイの結果。決勝は、ジャスタザブが9-2で勝利し、優勝を飾った。
●女子(17名参加、ベスト8までダブル・7ラック先取、準々決勝からシングル・9ラック先取)
優勝:レナ・プリムス(オーストリア)
準優勝:キム・ヒリム(韓国)
3位: サラ・カペラー(オーストリア)、ドミニカ・パウェルチク(ポーランド)
谷も、織田と同様に初戦勝利後、2回戦で敗れて敗者最終へ。そこを7-5で切り抜けてベスト8に進出するも、キム・ヒリム(韓国)に6-9敗れ、5位タイ。決勝は谷に勝利したキムとレナ・プリムス(オーストリア)の対戦。9-7でプリムスが勝利し、優勝を果たした。
●U-19(10名参加、ベスト4までダブル・9ラック先取、準決勝からシングル・11ラック先取)
優勝:モリッツ・ニューハウゼン(ドイツ)
準優勝:シモン・クラル(ポーランド)
3位: アンドレ・エミル・ギャングフロット(ノルウェー)、ライリー・アドキンス(アメリカ)
U-19は他の2部門より長いフォーマット。優勝したモリッツ・ニューハウゼン(ドイツ)は、初戦から負けなしでシングルトーナメントのベスト4に進出。準決勝、決勝を11-9のタイトなスコアで勝利し、戴冠となった。
なお、同時開催されたオーストリアオープンには男子59名、女子20名が参加。日本からの出場はなく、男子では、今年のテンボール世界王者・エクレント・カチ(アルバニア)、女子はケリー・フィッシャー(イギリス)が優勝を飾った。
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